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逆襲 1
可愛い恋人を苛めていた。
可愛いからこそ、だ。
逃げる腰を押さえつけて、そこを思いのままにえぐる。
「ああっ!!ひいっ・・・」
叫び声が低い男のものであるのが良かった。
かよわくなんかない男を組み敷いて好きなようにする快感。
自分が男が好きなのはそういうところなんだと思う。
好みの男は体格のいい男で。
だから今の恋人が気に入っていた。
だれもこの凛々しい男が、メスになってイキ狂っているなんて思わないだろう。
「可愛いな、オレの玩具は」
恋人に囁く。
玩具として扱っている。
もちろん恋人だ。
だけど玩具だ。
ゆくっり動かし、中を味わう。
乳首をゆるく撫でてやったなら、中がしまって感じているのが分かって楽しい。
欲しがり締め付けてくるのがいい。
「あがっ・・・ひぃん・・」
ヨダレを垂らす恋人は普段のあのクールな顔はどこにもない。
穴を虐められて喜ぶメスの顔だ。
その顔に興奮する。
これこそが求めるもの。
指を咥えさせたなら、いつもアレを咥えさせる時みたいに夢中で舐めた。
ご褒美に乳首を摘んでやった。
つよくコリコリされるのが恋人は大好きなのだ。
「ピィっ、ああっ、ヒウッ・・・」
男が濁った声で喘ぐのがいい。
女の真似なら興醒めだ。
男以外の何者でもない身体の、最初は何も感じなかったこの場所で、狂えるようにさせるようになるまでも楽しかったし、明らかに膨らみ腫れたこの乳首で楽しむ今もたまらない。
「ふひぃ・・・ひぃい」
喚いてイク。
中がしまって、痙攣するからイッたのがわかる。
もう中だけでいける。
育てただけのことはある。
「ココだけでイけよ、連続で」
声が甘くなってしまう。
恋人はコクコクとうなづいた。
なんて可愛い。
大型犬のような恋人は、忠実で言うことを何でも聞く。
だから恋人にした。
メスにしたい。
その願望は強い。
それを叶えてくれるから、この男を恋人にしたのだ。
それももうすぐ終わるけれど。
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