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第8話
インターホンがなり、音声で門のセキュリティを解除してやった。
玄関のドアも開けてやった。
飛び込んできた。
真っ青になったガキが。
二人の寝室に、邪魔者が。
以前遊びに来た時、この部屋でガキとオメガは寄り添っていたのだ。
アルファに奥まで貫かれさけぶベッドの傍で。
バカバカしい。
ガキは犯されるオメガを見て目を見開いた。
「 !!」
オメガの名前をさけぶ。
人のオメガの名前を!!
肩で息をして、喘ぎ続けていたオメガがその声にふるえた。
それがアルファの性器を締め付けて、感じてしまい、オメガは甘く泣いてしまう。
大好きな乳首を虐められているところだからよけいにだ。
「 !!!」
オメガはそのガキの名前を呼んだ。
呼びながら泣いた。
苛立たしい。
アルファは強く乳首を噛んだ。
飛び込んできたガキに見せつけるように。
子供の頃からたっぷり可愛がってきたそこは、男のモノとは思えないほど発達していた。
オメガだからではない。
可愛いがってきたからこそだ。
ちいさな乳首を、幼いそこを虐めて虐めて、こんな風にした。
オレが。
それをガキに見せつけた。
噛み、舐め、音を立てて吸う。
そうされる度にオメガの身体はいやらしく痙攣して、勃起した先から涎を垂らし、中で締め付けてくる。
なんていやらしい
オメガの身体は最高だ。
「この子は最初からここが大好きで、虐めてやればそれだけでイけるんだよ」
ガキを見つめながらアルファは言った。
尖り赤く充血した乳首は、女性のモノよりいやらしい。
舐めて吸って、こうしたのだ。
アルファが作った。
そして、オメガがよろこぶ噛み方でそこをしつこく噛んでやる。
「いいっイクっイクっ!!!」
おしえこんだ通りにオメガは叫んでイってしまう。
秘かに思っていた同級生の前で。
同級生は青ざめ、それでもオメガから目を離せない。
アルファにはその気持ちがわかる。
いやらしくかわいい。
可哀想で。
見ないわけにはいかないだろう。
でもこれはオレのモノだ。
繋がったまま、抱き上げ、背中から抱き込むように膝にのせた。
体位が変わるのに、中が揺すられ、オメガは甘く鳴く。
ガキへ見えるように、オメガの両腕を掴んでその身体をガキに向かって開かせた。
濡れて虐められ、尖り、熟れた乳首。
所有の印の噛み跡、吸い痕
液体を零して勃起し、震えている可愛いペニス。
下から突き上げやると、震えて出された精液をこぼすアルファだけのための穴。
それらを見せつけてやった。
そして、それは罰でもあった。
オメガへの。
「見ないでぇ・・・」
オメガは泣いた。
オメガはガキを見ようとしない。
見られたくないのだ。
顔を背けて、見ないでくれと懇願する。
その身体を下から突き上げた。
「 ひんっ・・・」
オメガは喉をそらして感じる。
涙が溢れる。
でも、身体はアルファを求めているのは抱いているからこそわかる。
「この子から何を聞いた?」
アルファは優しくガキに尋ねる。
乳首を摘んで潰してやり、ゆっくり腰をまわしてやればオメガは自分から踊った。
心に思う同級生の前で。
アルファのモノをほしがり自分から腰を揺する。
淫らすぎるダンスだった。
「イクっ・・・イクっうっ!!」
その淫らな腰遣いは何年も何年も抱かれてきたからこそのモノで。
その淫らさにガキが慄いたのはわかる。
童貞のガキなんかの手に負えるわけがない。
こんなにいやらしく育てあげたのだから。
「番になってしまったから仕方なくセックスしているとでも聞いたのか?」
アルファは笑った。
二人は精神的な恋でもしてるつもりだったのだろう。
バカバカしい。
こんなにアルファの身体を欲しがるくせに。
激しく突きあげた。
「いいっ、いいっ、イクぅっ!!!」
涎を垂らしてオメガが鳴く。
そして泣く。
初恋の少年の前で犯されているから。
「お願い・・・見ないでぇ・・・見ないで」
オメガは泣いた。
でも気持ちいいから。
ガクガクと腰を揺らし、いやらしく前の性器を揺らしてしまう。
「オレのオメガだ。これはオレのだ」
アルファは怒鳴り、今度はベッドにオメガを繋がったまま、伏せさせ、尻を持ち上げ犯した。
深く突き刺し、抉り、獣のように吠えた。
オメガはそれに狂った。
オメガも獣になり、叫ぶ。
シーツに顔をこすりつけ、尻を振り、わめき、何度も何度も性器から潮を吹く。
「犯して下さいと言え!!」
アルファは命じた。
欲しくてたまらなくなるように穴で焦らしながら。
奥を突いてやらない。
あたえてやらない。
そんな抱き方なんかして来なかったのに。
欲しいだけあたえられることに慣れていたオメガは悶え苦しんで、ワガママに欲しがる身体に負けた。
「犯して!!犯してぇ!!!もっと奥まで犯してぇ!!」
泣きながら叫ぶ。
アルファは笑った。
ガキを見て笑った。
ガキはへたり込む。
アルファとオメガのセックスはベータ等では理解できないものなのだ。
叫びながら犯した。
アルファとはケダモノなのだ。
よろこんで泣き叫ぶのはオメガだ。
オメガもまたケダモノなのだ。
オメガが欲しがるものをあたえてやった。
オメガはガキの存在を忘れて喜んだ。
奥の2つを可愛いがる。
結腸も、子宮も。
可愛いペニスも、乳首も。
ガキの前で首をまた血が出るまで噛んだ。
オメガが気絶するまで、犯すことをやめなかった。
何度も放ち、穴からあふれて、泡立たせた。
気を失ったオメガを満足そうに抱きしめながら、アルファはガキに言い捨てた。
「帰れ、これは私のモノだ。お前などにどうにかなるものではない」
ガキは泣いて。
吠えるように泣いて。
でも。
出ていった。
これでいい。
これで。
アルファは腕の中のオメガに口付けし、抱きしめた。
可愛くて。
そして、憎くもあった。
「愛してるのに」
言ってから驚く。
それは自分でも知らないことだった。
オメガをそれからは毎日抱いている。
オメガは抱かれることに抵抗しないし、抱いてしまえば、乱れて感じてアルファを欲しがる。
高校だけは卒業したいと泣いてたのむから、避妊薬だけは飲ませている。
オメガは笑わなくなった。
以前は何でも話してくれたのに話さない。
でも抱けばその身体はアルファを欲しがり乱れる、それだけは確か。
ガキは転校した
それは報告を受けている。
オメガはいずれ子供を生む。
そしてずっとアルファの隣にいるだろう。
「愛してる」
あの日から毎日オメガに囁く。
オメガは遠い目をする。
なぜ?
あのガキと一緒になれる訳がなかった。
なかったのだ。
「愛してる」
アルファはささやく。
でも。
その言葉はオメガには届かない。
届かないとしても。
アルファはオメガにその言葉を送り続けるだろう。
オメガはアルファのもの。
届かなくても。
おわり
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