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第7話

部屋のドアを思い切りあけた。 見ていたことが、バレるのも気にしない。 オメガは顔をあげ、怯えた。 そんなアルファを知らなかったから。 いや、発情期以外では知らなかったから、だろう。 幼いオメガを犯したアルファがそこにいた。 自分のモノを貪ることを絶対に止めない獣が。 「誰の名前を呼んだ!!」 アルファは怒鳴り、ベッドに下半身だけを脱いでいたオメガの両足を掴んで広げながら怒鳴った。 オメガは怯えた。 成長したとはいえ、まだ15歳の子供なのだ。 でも、許さない。 発情期以外では抱かない、そんな風にして子供であることを許したのは、自分のオメガだからこそ。 自分のモノが他の男の名前を呼んでイクなどということは許されない。 もう許さない。 自分で弄り、柔らかくなった穴は、イったばかりで濡れて、ヒクヒクしていて。 美味そうに濡れているそこは、自分のためにある場所なのに、そこで他の男を思ってイくなどと許せるわけがなくて。 「怖い・・・いやだ・・・」 怯えるオメガを組み敷いて。 思い切りそこに自分の猛る性器を突き立てた。 発情期じゃない、だから慣らしもしないで巨大なアルファのモノを入れたなら、痛い思いをさせただろうけれど、他の誰かを思ってされた穴は程よくほぐれていた。 それが余計に気に入らなかった。 「ひいんっ・・・」 オメガはずっぽりと奥まで一気に貫かれただけで、前の性器をまた勃てていた。 入れられただけで感じてしまう。 幼い頃から何度も何度もコレでイカされ続けてきたのだから当然だ。 「お前は誰のものだ?」 ゆっくり揺すりながらアルファは言う。 アルファの匂いに包まれ、教えこまれた快楽にオメガは爪先をそらして感じていた。 首まで反らし、まくりあがったスウェットが胸を剥き出しにする。 美味しそうに乳首を尖らせて。 ちがう男を思って触っていたのか、その乳首は赤く色づいていた。 ひいっ ひうっ ひいっ ゆっくり中を抉られ、オメガは声にならない悲鳴を上げる。 でもどんなに感じていても、今は発情期じゃない。 そこまで狂うことができない。 だからこそ、思い知らせられる。 どこか遠い夢のなかではなく、現実にアルファに抱かれるオメガであることを。 「いやぁ・・・嫌っ・・・」 感じてるくせにオメガが泣いた。 発情期の度に穴まで舐めて欲しい欲しがるくせに。 奥に出してと泣きわめくくせに。 咥えさせたなら、喜んでしゃぶり、喉にまで入れて味わうくせに。 「お前は誰のモノだ!!」 アルファはオメガの奥をこじ開ける。 結腸の方だ。 ここを使ってやると、オメガはイキ狂う。 「嫌っ!!!ああっ・・・.ひいっ、ふぐうっ!!」 オメガは白目を剥いてさけぶ。 ガクガク震える身体、締まり蠢く中がイッてることを正直におしえてくれる。 「イク・・・いっちゃう・・・」 教えこんだ身体は、イク時には告げることを忘れない。 「オレでなければお前はイケない」 アルファはそう言いながら、今度は子宮の入口へと押し入る。 ここででも、オメガは狂う。 オメガはいい。 女より沢山感じられる場所があり、アルファを本当に楽しませてくれる。 だからこそ アルファのためのモノ。 この数日は避妊薬は飲ませてない。 周期が安定してきたから、発情期の数日前に飲ませるだけで良くなっていたからだ。 だが構わなかった。 学生生活を送らせるために避妊させていたのだ、他の男を思うためではない。 子宮口をつつけば、オメガは本能的に求めてきた。 ここで出されたいのはオメガの本能。 発情期ほどではなくても、この身体はアルファのためのものなのだ。 「ここに出されるのが好きだな、おまえは」 そこを突くのを楽しみながらアルファは言った。 結腸とはちがう感触と、ここだと明らかにオメガの穴が収縮するのが気持ちいい。 結腸のあの拒否するような動きをねじ伏せるのもたまらなく好きだが。 ああ、オメガはいい。 とくに 自分のオメガは最高だ。 穴の具合が全く違う。 「出さな・・いで・・・」 オメガが泣いた。 妊娠したくないのだ。 それは、他の男のためか? そう思うと、腹立たしい。 身体はそれを欲しがって搾りとるように動いてくるくせに。 「ダメだ」 拒むなんて許さない。 たっぷりと子宮に注いだ。 「いやぁ!!!」 オメガは泣いたが、身体は喜んだ。 送りこむようにうごかしながら、出すその精液を欲しがるように絞りとっていく。 なんて気持ちいい。 そして、なんて愛しい。 発情期じゃないから、妊娠の可能性は低いが孕ましてしまいたい。 もっとここで、出して、孕ませる。 アルファは歪んだ笑みをみせた。 激しく貫いていく。 穴はもうこれ以上はないくらい自分のためのモノだった。 なんて気持ちいい。 オメガにとってもそうなはずだ。 「嫌ぁ、・・・イクっ!!イクぅ!!!」 教えこんだ通り、オメガは感じてることを教えてくれる。 「嫌だあ・・・こんなのぉ!!」 オメガは自分から腰を上げて動きながら泣く。 ビクンビクン。 また震えて。 性器から透明な液体が吹き出し続けて。 「嫌だぁ!!!」 オメガが泣くのが気に入らなかった。 こんなに感じていているくせに。 ベッドの上にオメガの携帯端末があった。 オメガをイカせ続けながらそれを手にとる。 そして、その登録されている名前に電話する。 携帯の待ち受けが、気にいらないガキとオメガが仲良く写っている画像であることも気に入らなかった。 ガキは電話にすぐに出た。 その速さにもムカついた。 激しく突き立て、オメガを鳴かせた。 「イクっ・・・イッちゃう・・・もう許してぇ!!」 オメガの上げる声をガキに聞かせた。 「話がある、今すぐおいで」 電話の向こうにアルファは言った。 電話の向こうで、ガキが息を飲むのがわかる。 「アイツに何を!!止めろ!!」 ガキが喚く。 何をだと? 知ってるくせに。 「オレのオメガだ、可愛いぞ、もうグズグズになってる」 今度は結腸を虐めながらアルファは言った。 「ひいっ・・・そこだめぇ・・・いやぁ!!」 オメガが喚く。 そのくせ、尻を自分から動かしている。 電話は切れた。 ガキは来る、と確信した。 オメガの声を聞いたから。 今度は結腸で出した。 「いやぁ・・・んっ・・!ふぅっ!!!」 オメガが熱さに狂う。 ここも自分のモノだ。 アルファはそれを確信する。 今日は腹を精液で満たしてやる。 オメガは白目を剥いて、意識を飛ばしかけていた。 それをまだ許さない。 平手で叩いて意識を呼び戻し、今度はじっくり乳首だけをいじめてやる。 幼い頃から弄られ続けたその場所はもう、オメガの3番目の性器なのだ。 尖ったそこをコリコリと噛んだ。 凝ったそこの味をたのしむ。 オメガはそれが好きなので、今は動かしてもいないアルファのモノを、穴で締め付けながらイク。 「嫌っ・・・いやぁ」 そのくせ、そんなにしてても泣くのだ。 時間はいくらでもある。 教えこんでやる。

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