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第26話(9)

「はぁっ、んっ……あぁ、あ"ぁ"ぁ"ーーーっ!!イクっ!また……イ……」  限界が近いのに創介は俺の腰を抱えて更に抽挿を速めていった。  気持ち良すぎてヤバい。  うまくしがみついてもいられなくて創介の両腕を必死に掴む。 「イクッ!い……あーっ!!ッ、クるっっっ!!〜〜〜っっ!!」  思いっきり中を締め付けて激しく何度も痙攣した。  もう何度目かわからない絶頂。今日だけで何度ドライでもイっているのか。  身体を震わせながら手を伸ばして創介に抱き締められながら俺はあっけなく意識を手放した。  気持ち良すぎて死んでしまったように脱力して完全に落ちる。  創介の腕の中で、そのぬくもりで幸せに満たされ過ぎて……とてつもなくふわふわと心地よい眠りだった。

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