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第35話

恋人を自宅近くまで送り届け、そのまま自宅へと車を走らせる。 セックスで体力を使ったからか腹が減るがこの時間になにかを口にするのもと憚られる。 もういい歳だ。 食事に気を付けないと。 若い気でいるつもりはないが、三条と一緒にいると歳を忘れる。 その恋人と共に少しでも長く生きていたい。 なにせ恋人は9歳年下なのだから。 もっとその成長を見ていたい。 もっと歳をとった姿をみていたい。 許されるなら隣で。 だからこそ、気に付けなければだ。 飲み物だけ買いてぇな 先程、下着と共に購入したお茶は飲みきってしまった。 そんな個とを考えてる時、メッセージが届いた。 大方三条だろう。 丁寧な三条は、帰宅した事をきちんと連絡してくれる。 それにしては少しばかり時間がかかっているが、汚れた下着を手洗いしてからと考えればそんなものだ。 べっちょりと精液で汚していた下着。 早く洗わないとカピカピになってしまう。 あれは洗うのが面倒だと、同じ性なのでよく理解している。 適当なコンビニ駐車場へと入り車を停止させた。 どちらにせよ飲み物を買う予定だったので丁度良い。 通話アプリを立ち上げ何の気なしに画面をタップし、目を疑った。 「くっ、そ、えろ……」 その画面に映ったのはは三条の自撮り動画だ。 浴室であろう場所で、肉付きの悪いケツが白濁を吐き出している。 たったそれだけの箇所を切り取ったものだが、どんな破廉恥なアダルトビデオよりいやらしくて抜ける事間違いなしだ。 『ん、……』 耳を澄まさなければいけない程小さくだが聴こえる声も艶っぽい。 なんて声を自宅で発しているんだと心配になるほど甘く掠れている。 『……ま、…さ……ね、さ、』 名前まで…… 最後にアナルを手で隠すとガサガサっと音がして動画は終わった。 あ゛ー……、ほんとイケナイ事ばっか教えちまったよな…… 大変好みに育った年下の恋人。 これを撮影していたから連絡が遅れたのかと理解すると共に、下半身がムズ…っとしてくる。 これは完璧なおかずだ。 部屋に帰ったらこれで抜く。 決まりだ。 『すっげぇエロい。 帰ったらおかずにする』 その自慰動画をお返しに送ろうか。 とはいえ、これからが楽しみで少しだけ心配だ。

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