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第94話

長岡は自身のモノを扱きながら、コンドームの液だまりを差し出してくる。 それを犬歯を突き刺した。 動かせると言っても普段より制限があるのは事実。 それでも、頭を動かし破いた。 「なにも言わなくてもすんだな。 良い子だ」 「……ハァ…、ハ…ッ……ハァ」 本来の意味のなくなった避妊具。 だけど、これが良い。 早く欲しいと身体が疼き、胸が世話しなく動く。 正宗さんの、おっきい 早く…欲しい…、早く 長岡はそれを装着すると、アナルに擦り付けてきた。 「すげぇあっちぃな」 「ほしい…」 わざとらしく後孔の上をスリスリと擦り、続けて玉にも触れてくる。 早く犯されたい。 酷く満たされたい。 「俺の溶けんじゃねぇの」 「と、けない…です…」 「ははっ、また腰が揺れてる。 もどかしい?」 もどかしい。 もどかしいに決まっている。 こんなに欲しいのに。 アナルが疼いて頭までおかしくなりそうなのに。 「ください…っ、」 「良いよ。 ほら、お口あーん」 漸く後孔の縁を推し拡げて入り込んできたソレに背中を丸めて喜んだ。

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