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第491話

乳首もアナルも気持ち良い。 いつイっているかも分からない状態でも、身体は貪欲に快感を広い上げる。 それも小さなものまで残すことなく丁寧に。 それが、自身の身体の負担になろうとも。 「あ゛ー…、イきそう…」 長岡の低い声がぼんやりと聴こえる。 意図し得ないものなのだろう。 そういう言葉の方が本音で、聴きたいのだが今の三条には理解が出来ない。 「ぐ…っ、」 乳首が痛い。 痛いのが気持ち良い。 アナルもミチミチに拡がって苦しい。 苦しいのが気持ち良い。 「…っあ、……は、くっ、…あ…、ア…ッ」 「イかせてくれ…」 捻られる痛みに眉間に皺が寄った。 同時にアナルもキツく締まる。 大きなモノが埋まっていてその大きさがありありと伝わってくる。 男なら憧れる大きさと質量。 カタチも良いソレ。 ソレが、根本からより膨れた。 「…はる、……イく」 「あ…、ア…っ、…」 ドクドクと射精される感覚に、漸く腰の動きを止めた。 注がれる感覚がない──そもそもアナルに知覚神経はないのだが──のが寂しい。 ダプダプにされたい。 長岡のにおいを体内から擦り付けて欲しい。 だけど、今は休憩が欲しい。

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