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一番の焼きもち妬きは誰だ?
「遼も龍も……は……っ、……ん、ん……っ、ふ」
噛んだ唇の隙間から、乱れがちな声が漏れていく。三人で使うには少々窮屈なベットの上で、シーツをぎゅっと握り締めながら、瑞希は濡れた瞼を震わせていた。
「何を我慢しているんだ」
「声を聞かせろよ光希」
ふたりの夫の催促のキスが、熱い跡を首筋につけていく。
ふたりに触れられるのはいつも嬉しくて、結婚して5年も経過するのに、いまだに恥ずかしい。
「奏音が遊びに来たら、いちゃつきたいときにいちゃつけないぞ」
「間違いなく光希にべったりだ」
「龍の言う通り奏音は、ママっ子だからな。朝から晩まで。そうなると、夫婦水入らずの時間もなくなるわけだ」
「だから、ほらーー」
遼成と龍成の指が、瑞希の唇を優しく撫で、噛んでいたそこをほどくと、堰を切ったように甘い声が零れ出した。
「……あぁ……っ、ぅ……あぅ……」
光希の反応を楽しむかのように遼成と龍成が首筋から痩せた鎖骨へとキスを繰り返す。
「だめ、奏音が、到着する……から」
ふたりのキスに身体が否応なく反応する。ぶんぶんと首を振ったものの、時間が勿体無いとばかりに、朝方までふたりに一晩中愛され、散々泣かせられていたベットへと引き戻されてしまった。
「あと10分しかないが、うんと可愛がってやる」
「覚悟しておけ」
眩しいくらい逞しい裸のふたり。性器はお腹にくっつくくらい反り返り、先端からは先走りの液が滴っていた。
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