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第22話
パンパンパンパンっ、
激しくしちゃる。
俺はドSだからな。
それにしてもヤバいくらいに仁の中が気持ち良すぎて俺もピンチ。
仁は枕に顔をうずめてアンアンっ言っている。
背中綺麗だなコイツ。
俺は仁の身体を両腕に抱くと横向きにベッドに倒れた。
背中を舐める。
「んあっ…さえき……さ」
枕を抱きしめて俺の名前を呼ぶ。
「佐伯じゃない、ハルだ。ハルって呼べ」
ハルは俺の下の名前(決してチンコの事じゃない)
「は……る」
吐息混じりで呼ばれた名前。
ピクンと下半身が反応した。
なんだろう?いきそうになる。
「仁………激しくしていいか?俺もいきそう」
「んっ、俺もいく………ハル………はやくきて」
ぐはっ、やべえやべえ!
今ので一気にきた!
正常位に戻し、仁の足を広げて腰を動かした。
仁が俺にしがみついてくる。
「はる、…はる、きもちいい」
「俺もだ」
抱き合って俺らは同時にイッた。
「仁、気持ち良かったか?」
そう聞きながら顔を見ると気を失っていた。
まじ昇天したんかお前。
可愛くてオデコにキスした。
すげえ良い時間だったな。
俺は仁を抱き寄せた。
こんな貴重な時間を過ごしたのどれくらいぶりだ?
仁と一緒に居た時間長いのに、こんな良い時間もあるのかと何だか照れくさい。
また、こんな時間過ごしたい。
なんて言うっけ?
あ、時は金なり。
時間はお金と同じくらい貴重なものだから大事にしろだっけ?
確かに貴重だな。
セックスから始まった仁との関係を自分のモノにする貴重な時間。
時間かけて、飼い慣らしちゃる!
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