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あとがき&番外編について

名無しの龍は愛されたい、これにて一先ずの完結を迎えます! あとがきの後、後日譚としてエルマーの結婚式の話や、ナナシの出産の話。アロンダートやサジ、その他登場人物の小話を絡めたギャグを数話更新します。 エピローグ、お気づきいただけましたでしょうか。 じつはドリアズで祝福をしたアランの生まれ変わりのアラン(ややこし)の曽孫の語りとなっています。 この世界線では、エルマーはナナシと寿命を重ねているので生きており、サジとアロンダートも神使と騎獣として契約を結んだので寿命が長く、四人はもはや生き神と同然です。 賢王となったグレイシスは、結局神使にはならなかったジルバと共に寿命を全うします。 途中、マダム·ヘレナからダラス転生の話を受け、約束を果たす為にグレイシスはジルバに言って生まれ変わりの双子を連れてくるように言いました。 来世は孤児として生前の罪を償っていたのですが、二人とも物心つく頃にはすべてを思い出しており、ダラスはそれに頭を抱えることもあったのですが、ジルバがマダム·ヘレナから聞いていたおかげで、無事迎えに行き城へと召し上げられました。 若き天才大魔道士ダラスとして、ルキーノとの間に子を成すために尽力し、シュマギナールでなら男性の妊娠も可能にしました。これにはグレイシスからのアドバイスがあり、やはり国力として首都であるシュマギナールの強みは作っておけと、この土地ならではの術の開発をし、ジルバとグレイシスの間に子を成しました。 そしてダラスですが、こちらもルキーノとの間に子を成しております。王族の血を引く者と、大魔道士の血を引くものが現在のシュマギナールの城で国の基盤を担っており、他国の発展の為の相談役としても強かな地位を築いています。 このへんはジルバが売れる恩は売っておけ精神で手腕を奮って確立させました。(さすが性格が悪い) 現在シュマギナールは唯一の男性の妊娠が可能、かつ半魔と人間の婚姻が可能という自由を認めた国として、多くの国民が賛同し移住。そしてそれに伴い長い年月をかけて、周辺国を取り込んだ大国となり、今やこの国を目指して発展すべく他国から多くの使者が出入りする外交豊かな国となっております。 現在、魔導という魔力を動力とした機械が国の交通手段であり、他国まで3日かけて行っていたのを一日で行けるほどとなりました。 なのでエルマーが車で爆走するようになったのでミュクシルは城の近衛の練習相手としてサディンが使役しています。 そしてカストールに里帰り出産&墓参りの裏話ですが、お察しの通りレイガンとユミルの墓があります。 二人はシュマギナールで子供を作り、出産後にカストールで余生を過ごしました。 ニアの加護で寿命を伸ばすことも出来たのですが、ユミルと子供が一般人だったので、3人で過ごせる様にとレイガンはそれを断りました。(The漢) ニアは、レイガンとユミルの血を引いた子供達が使役し、幸せに暮らしています。 その血筋の子は、カストールで医者をしているエルマーの次男、ウィルとお付き合いをしているという設定 そしてエルマーとナナシですが、チベットの家があった跡地を買い取り、そこに家を立てて住んでいます。エルマーが別宅と言っているカストールの家は、使わない間は貸し出しており、リゾート産業を一手に引き受けていた国ということもあってか、めちゃくちゃ見晴らしがいい場所に一軒立てました。海沿いで、たまにガニメデが遊びに来るとか来ないとか。 その貸出収入と、ナナシの治癒術、そしてエルマーはシュマギナール城の兵の訓練を担う教官という一面を持っているのですが、サディンからはサボるなとよく怒られています。 ちなみにナナシは正体を隠し、たまに教会やら孤児院やらで絵本の読み聞かせなどを行う保父さんのようなことをしています。 そしてギンイロは相変わらず自由に過ごしているようです。まあほぼナナシのそばにべったりですね! あとがき、長い~~~!! 裏話をざくっとここに書いてみました。 初めてのファンタジーで読みづらい点も多かったと思いますが、応援してくださった読者様方には感謝しかありません。 あとがきはこれにておわりですが、前述した通りにその後の話を書いていきます。 主にナナシの出産の話や結婚式、ちょろっと他のメンバーのその後の話など! 怒涛の展開が多くて、作者の性癖が顕になった小説でしたが、お気に入り登録して頂きありがとうございました!!今後も執筆していきますので、次作も応援お願いします!

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