62 / 67

EX25 アレクの為のエロ衣装 ※

side:アレク 「アレク……さまぁ……。」 俺は、ベッドに仰向けに寝かせた顔真っ赤なリシェの全身を眺め回している。 先日のいやらしウェディングドレスをリシェに着てもらっている。 俺達は帝国の俺の寝室に居る。 正確には俺とリシェの寝室だが、そんな事はどうでもいい。 白いウェディングドレスなのに何処も隠れていないというけしからんデザイン。 シースルー素材とレースで、リシェは服を着ているのに丸見えだ。 「こうなると本格的に俺に与えられた花嫁、だな。」 「こ、この格好…恥ずかしいです…。」 リシェが恥ずかしさの余り目を閉じてしまう。 身体が羞恥心でいっぱいいっぱいのせいか、少し震えている。 全身が僅かに薄ピンクに染まっている。 リシェの動作の全てが俺を誘っている。 まだ眺めているだけなのに、呼吸が荒くなってしまう。 「あ、アレクさま……。」 俺の呼吸の変化が聞こえたのか、目を閉じていたリシェが目を開き、俺の目を覗き込んで来た。 もうそれすら誘惑に思えてくる。 「リシェっ!」 興奮状態の俺は勢い良くリシェの乳首にしゃぶりつく。 「あっ、あぁっ!」 そこだけ生地が無く、エロい乳首がレースにより卑猥に演出されている。 俺が舐めるためにあるリシェの乳首が、快感を主張して卑猥に形を変えていた。 突起の窪みを舌先で抉るように舐める。 「あっああっ!そんな…したらぁっ!」 リシェのもう片側の乳首の窪みは爪を食い込ませて苛める。 「ふっああんっ!あれくっ、さまっ!もう…っ!」 切な気な表情で喘ぐリシェが股間を押し付けてくる。 快感を主張するそこからは、もうおつゆが滲み出ていた。 「早いな。そんなにこの衣装で興奮してるのか?」 「ちがい…ますぅ!」 恥ずかしそうな顔で首を振って、衣装の興奮を認めてくれない。 まあ興奮しているのは俺の方なわけだが。 「おつゆを優先するとしよう。」 「お、つゆ…。」 表現法方に引っ掛かりを感じた様子でリシェが呟く。 気にさせないようにと即座にリシェの愛らしい勃起を口に含む。 無論ここも生地が無くむき出しだ。 まるで口に咥えて貰うのを望んでいるかのようなリシェを口に含むと、トロトロと流れ出ている液体が美味い。 俺は夢中でリシェを貪る。 「あ、あっ!あれくさま…ぁっ!出ちゃうっ!」 リシェが腰を揺らして快感を訴える。 上擦り声がまた聞き心地良い。 俺は快感を誘導するように、リシェを舐めながら吸い上げてやる。 「ふああぁっ!!あ、れくさま…ああっ!!」 切ない声を上げてリシェが達し、俺の口に快感の証を流し込む。 苦いのに美味だ。 喉ごしを味わいながら全て飲み干す。 リシェを口から解放すると、イった余韻でびくびくしてるリシェの足を更に開脚させて、これまたむき出しの後孔をガン見する。 こっちも美味そうだ。 暫く俺の動きが止まっているのに気付いたリシェが視線だけを俺に向ける。 「あ…れく、さま?」 「リシェは全部美味そうだな。」 「うま……っ!?」 俺の視線がリシェの後孔だと気付き、一気に真っ赤になるリシェ。 意識したせいか孔かひくつき始める。 「リシェの美味そうな孔が欲しがってるな。何が食べたい?」 言いながら俺ももう硬い。 「あっ……あれくさまが欲しい、ですっ…。」 この恥ずかしそうな表情、染まる頬、潤む瞳。 全てが俺の好物で即突っ込みたくなるが、もっともっとリシェを可愛がらないとと、思い止まる。 「俺の何をリシェの何処に欲しいんだ?」 「…あ、あれくさまの…ちんぽを…リシェの、なかに…くださいっ…!」 一際真っ赤な顔で俺の要求に応えてくれるリシェ……本当に可愛過ぎて…俺の理性なんて簡単に消し飛ぶ。 「リシェっ!」 俺の肉棒が、リシェの卑猥に蠢く孔にゆっくり突き入っていく。 「あっ…あぁっ!き…つい…っ!」 何回に一回はこうして、解したり潤滑を忘れてしまう。 リシェに非常に負担を強いているのはわかってはいるが、リシェが魅力的過ぎて、リシェの中に入ろうとする事以外何も考えられなくなるからだ。 一度イったせいかリシェの中はキツイが、どうにか動けそうなので、リシェの中と俺の先走りで強引に潤滑させるのが一番だな。 奥に突き当たると、俺の液体を塗り付けるようにすぐに動く。 「ああっ、あっ!あれくさまぁっ!はげし…っ!」 リシェが揺さぶられるままになり、声が嬌声に変化し、飲み込み切れなくなった唾液を頬に伝わせたので、即座に舌を這わせて舐め取る。 そのままの流れで唇を己のそれで封じる。 「ん……ふっ…!」 感じているリシェが殆んど無意識に口を薄く開き、俺の舌を受け入れる。 クチュクチュと音を立てるようにリシェの口内を貪りながら、リシェの中にスパートを掛ける。 激しく突き上げ出すと、自然にキスが離れた。 リシェの絶頂声を聞きたいので、元々フィニッシュは口を放すつもりだった。 シーツを掴むリシェの両手を握ると、リシェも力を僅かに入れてくれた。 「もぅ…っ、いっしよ……いって、あれくさまぁっ!」 絶頂の最中にリシェが懇願の眼差しを向けて来る。 そんな眼差しで見られて耐えられる訳が無い。 「出すぞ…リシェっ!」 追い上げるように腰を打ち付ける。 リシェの快感のツボに俺の先端を叩き付ける。 「ああっ!そこ、いいのっ!あれくさまぁっ……あああ―――っっ!!」 リシェの腰が軽く仰け反り、俺の腹部を汚す。 イってびくびくしながら俺を強く締め付けるリシェの中に、出せる限り出し尽くす。 「ああっ!いっぱい…出たぁ…。」 中に俺のザーメンを受け入れるのを幸せそうにするリシェの可愛さに、俺の方が狂いそうだ。 「6月まで待ち遠し過ぎて、辛い…。」 エロ衣装だが、リシェの花嫁姿だ。 それを見ているだけで早く本当に結婚したくなる。 溜息でぼやきながら、腕枕で抱き締めているリシェの頭のヴェールを外し、指でリシェの髪を梳くように撫でる。 「待てないなら、僕はいいですよ?」 頬を染めた笑顔でリシェが言う。 常に俺の事を優先してくれようとする…尊い。 「気持ちでは待てない…が、リシェを一生幸せにしたいからな。『6月の花嫁は幸福になれる。』…言い伝えレベルの事だとしても、リシェにはそうあって欲しい……俺の独り善がりかもしれないが…。」 「独り善がりなんかじゃないです。有難うございます。僕はもう充分にアレク様に幸せにしてもらってます。」 嬉しそうな笑顔で抱き付いて来るリシェを見るだけで、俺の方が強く幸福感を感じているだろう。 俺は一生リシェには敵わない事は間違い無い……それも俺の幸せだと心から感じた。

ともだちにシェアしよう!