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EX【特別授業】催眠術 ※ BB 様 ver
二人がリビングでテレビを見ている時、柚希がぽつりと言う。
「催眠術って、本当に効くのかな?」
それは、他愛の無い疑問だったのだろう。
「やってみるか?」
「え!? 涼一さん、できるの?」
「前に、専門書を読んだ事がある」
興味本位で読んだので、人に試した事は無かった。けれど、やり方はきちんと覚えている。
「わぁ、さすが涼一さん。なんでも、できるんだね」
涼一は腕時計を外して、テーブルに置く。静かに、カチカチと秒針の音が鳴っている。
柚希と向き合い、両手を握る。
「柚希、目を閉じて」
柚希は素直に目を閉じる。長いまつ毛が、伏せられる。
「力を抜いて、秒針の音に耳を澄ませて」
柚希の身体から力が抜ける。
「だんだんと意識が遠のき眠くなっていく…………」
柚希の身体がゆらゆらと不安定に揺れる。
涼一が指を鳴らした瞬間に、かくんと柚希の身体が涼一の方に倒れ込んで来た。しっかりと受け止めて、柚希の表情を見る。
「ん、よく寝てるな」
すーすーと寝息をたてて、ぐっすりと眠っている。深い眠りの中にいるらしく、体を揺すっても起きる事はない。
「催眠術は、素直な方がかかりやすいって言うもんな……」
眠る柚希の頭を優しく撫でる。茶色い髪はふわふわで、触り心地が良い。ふっくらとした、形の良い唇を指先で撫でていたら、なんだかムラムラして来た。
「さすがに、やったら起きるかな……いや、けど合図しないと起きない催眠術なんだよな…」
しばし悩んだ後に、涼一は柚希を抱えて寝室に向かった。睡眠姦と言うのも、乙なのではなかろうか。
柚希の身体を、ゆっくりとベッドに横たえて、シャツとズボンを脱がせていく。裸にした後、柚希の体をじっくりと眺める。柚希の体は肌が白く凹凸が滑らかで、よく出来た人形のように感じる事がある。もちろん柚希は生きているので、触れると温かいのだが。
手を握り、唇にキスをする。赤い唇にキスをしても、眠り姫は目覚めない。すやすやと眠っている。
柔らかな頬を撫でた後、首や鎖骨にキスを落とす。首にキスマークを残すと、嫌がられる事があるのだが、今日は眠っているので抵抗はされない。なので、いつもより多めに跡を付けておいた。『柚希は俺のだから、手を出すんじゃねぇぞ』と言う大事な主張である。
キスマークを付け終わると、平たい胸に手を這わせて揉む。胸のいただきの、かわいらしい果実に吸い付いて舐める。
「ん…」
柚希が少し声をもらす。けれど、眠っているせいか、反応は薄い。
チュッチュッと強めに乳首を吸う。
「あぁ…」
柚希が胸を反らして、声をあげる。かわいらしい反応に機嫌を良くしながら、下半身のペニスも触ってやった。胸を愛撫したおかげか、柚希のそこは既に緩く固くなっている。手で握り、ゆっくりとしごいてやる。
「はっ、あっ、んっ…!」
柚希がシーツを握り絞め、苦し気に声をもらす。そのまま、激しく擦り上げると、すぐに熱を吐き出した。いつもよりだいぶ早い。寝ているせいで、我慢というのが効かないのかもしれない。
手が柚希の精液で、しっとりと濡れる。それを指先に付けて、今度は柚希のお尻をいじってやった。涼一の太い物を何度も受け入れて来た、柚希のそこは、指一本ぐらいなら容易にのみ込む。中指を入れて入口で浅く、何度も出し入れする。
「ひっ! あぁ!」
眠る柚希の片手が、涼一の肩にすがりつく。思わず手を伸ばしたと言う感じだった。辛いから止めてくれと言う主張だかろうか、それとも、もっと欲しいと言う事だろうか。
指を奥に入れて、前立腺のしこりを押す。コリコリとした小さなシコリを押すと、萎えていた柚希のペニスが少しずつ固くなる。
「ふあぁ…」
そこが良いのか、柚希は強張っていた力を抜いて、蕩けるような気持ちの良さそうな顔をする。かわいい顔だったので、思わずキスをしてしまった。
しばらくそうして前立腺を刺激してやった後、指を引き抜く。眠る柚希の反応に、既に涼一の下半身は限界を迎えていた。
引き出しからローションを取り出して、手に出し、温めてから自分のモノに擦り付ける。涼一のモノは大きいので、柚希を傷つけない為に前準備は大事である。
ローションを全体にたっぷり塗ったら、柚希のお尻にあてがう。
「柚希……」
静かに眠る柚希を見下ろして、自分のモノを押し付ける。
「ん…」
不意に大きなモノが自分の中に入って来た事に驚いたのか、柚希がピクリと反応する。涼一は柚希の閉じそうになった太ももを手で押し開いて、中に入って行く。お尻が収縮する動きをしたが、ローションがたっぷり塗られたペニスはどんどん柚希の中へと入って行く。
「あ…ん…」
眠る柚希は混乱しているらしい。眉を寄せて、小さく呻く。しかし、頬はほんのり赤く上気している。おそらく、気持ち良いのだろう。
奥まで入ってしまう。全部入ってしまうと、少しだけ柚希のお腹が膨らんだ。膨らんだ部分を撫でる。確かにそこに、自分の固いモノがある事がわかる。柚希と繋がる瞬間はとても幸せだった。溶け合って一つになってしまいたくなる。
味わうようにゆっくりと腰を動かして、柚希の中を突く。柔らか壁に包まれたペニスは心地よく、ひと突き事に思考が蕩ける。
「あぁ…柚希…」
思わず、満足気な息がもれる。
柚希はまだ眠っている。こんな事をされても目覚めないなんて、本当に柚希は素直で催眠術にかかりやすい子らしい。あまりにも素直過ぎて不安なので、今後も妙な虫が付かないように、しっかりと保護しなければいけない。
少しずつ、腰の動きを速めていく。
「ふあっ、あっ、あっ、あっ…」
眠る柚希が感じている。やっぱり我慢が効かないらしく、触ってもいない前で、もう二度も逝っている。柚希のお腹が、自分で出した白濁液で汚れていく。
脱力した柚希の両太ももを抱えて、下半身を引き寄せる。ずぶずぶ、じゅぶじゅぶと大きな音が響く、腰を激しく揺する。
「あっ! ひあっ、あぁ!!!」
胸元で、手を丸めた柚希が激しく逝く。お尻が、強く収縮する。それでも、涼一は腰を動かし続けた。
「あっ、あっ、あっ!!! だ、だめ!!!」
柚希が背中を反って、叫ぶ。ひくひく、びくびくと中が弛緩している。たぶん、ずっと逝き続けているのだろう。
涼一は深く、柚希の中に突き入れた後、奥にたっぷりと熱を吐き出した。
「あぁ……!」
びくびくと、柚希の身体が震える。
熱を吐き出し終わると、涼一はペニスを引き抜いて、柚希の横に体を横たえた。柚希の体を引き寄せて、抱きしめる。柚希は、まだ快感の余韻に体を震えさせていた。結局、柚希は最後まで起きなかった。催眠術を解こうと手を上げて、ふと考える。せっかくだから別の催眠術も試してみようかなどと思ってしまった。
■
パチンと音が鳴って、柚希は目を開ける。
「ふえ?」
見下ろすと、自分が涼一の上に乗っかっている。
「わっ!?」
更に、お尻には涼一のおっきいアレが入っている。
「おはよう、柚希」
「お、おはようございます涼一さん……」
自分はセックスの最中に寝てしまったのだろうか。ふと気づくと、自分の腰が揺れている。しかもそれは、涼一が揺すっているのでなく、自分で揺らしているのだった。
「え?」
起きた時からずっと、柚希は自分で自分の腰を揺らしている。お尻の中で、涼一の大きいなモノがじゅぶじゅぶと、出し入れされる。
「あれ……?」
息が上がって来て、お尻の奥がキュンキュンする。気持ち良くて辛いのに、腰の動きは止まらない。
「柚希って、やっぱり催眠術にかかりやすいタイプなんだな」
涼一が、僕を見上げて言う。
「催眠術…?」
言われて、寝る前に、そう言えばそんな話をしていた事を思い出した。
「も、もしかして、僕って何か催眠術にかかってます…?」
こんな会話をしている間も、腰は動いていて、柚希は自分で自分を追い詰めて行っている。体が熱い。
「『腰を自分で動かせ』って命令をかけてる」
「そ、そんな」
涼一の大きいモノが奥をぐぽぐぽと突く度に、気持ち良くて頭の奥がじんとする。
「あっ、あっ、やっ、気持ちいいのが止まらない」
「柚希のココも喜んでるな」
固くなったペニスを撫でられる。
「あぁ、涼一さん、触っちゃだめ…!」
堪え切れず、ぴゅっと射精してしまう。涼一さんのお腹にかけてしまって、申し訳ない。
「はぁ、あぁ、あぁ!!」
射精しても腰は止まらない。気持ち良いのがずっと続く。興奮で汗をかいた体がしっとり濡れている。
「柚希は、奥を突かれるのか好きなのか」
「お、奥、しゅきです…けど、浅いとこのコリコリを刺激されるのも好きです……」
涼一のペニスの、太い血管が、前立腺のしこりを擦ってゆく。そのたびに、腰全体に快感が広がる。
「あぁ!! 逝く、いっちゃう!!」
びくっと、腰を揺らす。今度はお尻で逝ってしまい、涼一のモノを強く絞める。けれど、まだ腰は勝ってに動く。
「あぁ、やだ、逝ってるのに、腰動かしちゃうぅ……!」
気持ち良すぎて、頭がふわふわして、蕩けてしまいそうだ。
涼一が、僕の両胸を揉みつつ、乳首を刺激する。
「あぁ……!」
射精してしまった。後ろにのけ反りながら、腰を動かす。体が逝き続けていて、目の前がチカチカして来る。
「涼一さん…♡」
あまりにも気持ち良くて、理性はどこかに行ってしまい、気絶するまで腰を動かし続けた。
■
パチンと音がする。
目を開けると、涼一の腕の中にいた。ぱちぱちと瞬きして、涼一を見る。
「起きたか、柚希」
涼一が、目の前で手を左右に振る。
「起きてます、意識はハッキリしてますよ」
「そうか……」
涼一が柚希の頭を優しく撫でてくれる。
「催眠術って、凄いんですね。僕、全然抵抗できなかったや」
まぁ、最後の方は、自分の意思で夢中で腰を動かしていた気はするのだけれど。
「ん、そうだな」
涼一が柚希の頬にキスをする。なんだかそれに、ぞくっとしてしまった。
唇にキスされたら、頭の中がくらっとして、全身がびくっと跳ねる。逝ってしまった。
「ふえっ???」
涼一に触れて貰えるのは嬉しいが、キス一つで逝くなんて、体の反応が異様過ぎる。
涼一が、にやりと笑う。
「キスしたら逝くようにしてみた」
「そ、そんな!」
涼一がキスをして来る。
「ん!」
お腹の奥がキュンキュンする、逝ってしまう。
「涼一さん!」
抵抗するように、肩を押してみたものの、涼一は再びキスをして来た。
「んんっ…!!」
今度は長いキスで、触れられている間、ずっと体が興奮していて、乳首は立ち、ペニスがびくびくと震え、お尻がキュッと締まる。
「はぁはぁ…」
唇を離して貰えて、一息つく。
「本当に、逝ってるな」
「い、逝ってます…」
涼一が再び、柚希を引き寄せて来て、キスをして来る。
唇が触れ合い、舌が柚希の中に入って来る。柚希はキスをされているだけで、逝っている。何も入っていないお尻が切なくなる。ペニスから、トロトロとカウパー液が流れ落ちる。
涼一とのキスは凄く気持ち良くて、思考が蕩けていく。
「りょ、涼一さん……お、お尻に入れて」
我慢できず、おねだりしてしまう。
すると、涼一はすぐに僕を仰向けにして、足を広げさせ、ズブリとお尻に大きいものを挿入してしまった。
「あぁ!!」
気持ち良くて逝く。
涼一が、僕の腰を突き上げながらキスをして来る。
「ん、ん、涼一さん!! あぁあぁあ!!」
僕は、気持ち良すぎて、悲鳴みたいな喘ぎ声をあげながら、ずっと逝き続けた。
涼一が満足したら催眠術は解いて貰えた。もう勝手に腰を振らないし、キスで逝かない。
けど、催眠術を使ったセックスは、なんだか癖になってしまいそうだった。
おわり
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作:BB様 https://skima.jp/profile?id=219139
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