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EX バレンタインデー後日 チョコ塗りプレイ ※
side:涼一
「と言うわけで、『柚希チョコ』が欲しい。」
柚希から貰った『何でも一日お願いを叶える券』で、俺もリシェールもそれぞれ希望を叶えて貰ったが、一番肝心なやつをやっていない。
既に叶えて貰った分はほぼ半日だったから、俺とリシェールの分がもう半日ずつ残っているはずだ。
「うん、それはいいんだけど、柚希チョコって何?」
「今から実践で貰うから、この上に寝てくれ。」
床にでっかいバスタオルを敷いて、柚希に指示する。
リシェールが考えた末、柚希を手早く脱がしてしまう。
さすが察しがいい。
「柚希チョコ…汚れないように……。」
柚希も不安そうに考えた後、脇に置いてあるペンキのような液体チョコと刷毛、添え物のフルーツを見てさすがに勘付いた様子だった。
真っ赤な顔をして、大人しくバスタオルの上に寝そべった。
同時に気付いたリシェールがちょっとだけ顔を赤くしていた。
「さあて…。」
「て、手加減してね。」
柚希は覚悟が出来たらしい。
「以前やった男体盛りと同じ要領で良いのだな?」
確信はしているが一応確認してくるリシェール。
「生クリームをチョコに置き換えるだけだしな。」
早速刷毛を手に取ると、液体チョコをお腹に塗る。
「ふ…っ、擽ったい…。」
腹筋に力を入れて耐える柚希。
すぐにお臍の周囲のチョコを舐め取る。
「んっ、お腹は…擽ったいよぉ…。」
耐えるのが辛そうだ…震えてる。
「フルーツはまた盛り付けるのか?」
イチゴを手にしてリシェールが確認する。
「盛り付けたり食べさせたりだな。」
以前と同じだと頷いて応えると、イチゴを口に入れたリシェールが柚希に口移しすると、またちゅっちゅが始まる。
俺は気にせずマイペースで事を進める。
筆で柚希の太腿に「俺の」と書くと、腿が擽ったかったらしい柚希がリシェールから口を離して起き上がり此方を見て、書いた文字に気付いて顔を真っ赤にする。
「そういう手段もあるのか…。」
変に勉強し始めるリシェール。
俺は次に刷毛で足の裏にチョコを塗り付けた。
足の親指を口に含んで軽く吸う。
「ふぁっ!?あ…ぁっ。」
足の指が感じている事に不思議そうにしながら感じる柚希。
「ここも性感帯なんだぞ。」
舌を伸ばして指の付け根を舐める。
「あっ、あんっ!そんなとこ…感じる…なんてぇ…っ!」
順番に他の指を口と舌で愛撫していくと、視界端で柚希のモノが硬くなっていた。
「足か……それは知らなかった…。」
感心するリシェール。
「こうなると、足の裏も擽ったいよりも感じるんじゃないか?」
すぐに足の裏のチョコを舐め取りながら、舌を愛撫を意識して動かす。
「ああんっ!」
柚希の足がびくつく。
「イっちゃ…っ!」
切なそうに首を振りながら堪える柚希。
見てられなくなったリシェールが柚希の股間を口に含んでしまう。
俺は足舐めを再開する。
逆の足はチョコを付けないで同じように足舐めしていく。
「ああ…だめ…もう……あっ…あああっ!!」
柚希がリシェールの口に放って達した。
「あっ…ふ!」
柚希の足の指を口に含んで舐めるとまた反応する。
「ふっ…あ!ふたりとも…チョコもう食べてないっ。」
喘ぎながら柚希が気付いてしまった事を告げてくる。
「チョコはもう堪能したから、柚希が食べたい。」
「堪能した…?まあいいけど……。」
確かに殆どチョコを使わないで終わってる。
甘い物が元々特に好きなわけではないので、メインの柚希をもう食べたい。
「チョコ終わったなら先にお風呂行きたいな。ベタベタするから。」
即ヤろうと思っていたら柚希から希望が出た為、風呂に行く事にした。
柚希の希望は俺にとっては何よりも最優先される。
柚希が服を着たので寮風呂ではなく、一番近くの貸切に。
前行った所とは違うため、また新たな風呂設備を見て、リシェールはあちこち見に行った。
柚希はベタベタが気になるらしく、すぐに洗い場へ。
身体を洗い始めたので、俺は柚希の頭を洗う。
柚希を流し終えて、自分の洗浄を開始すると、柚希がオロオロしだした。
「柚希は先に浸かっててくれ。風邪を引いたら大変だからな。」
「ん、わかった。」
洗うのを手伝おうとしたようだが、そんな事をされたら押し倒してしまうからな。
別にここでヤっても問題は無いが……無いな、ヤれば良かった。
洗い終えて柚希を探すとジェットバスで溺れかかっていた。
柚希を引き上げて温めの風呂に入る。
「あんなに水流強いと思わなかった…。足はつくんだけど…。」
小さい子と柚希からは目を離してはいけない、という言葉が過った。
「柚希を助けたご褒美は?」
「あ、えと、助けてくれてありがとう。」
言いながら顔を赤くしてキスをしてくる。
柚希からのキスは余り無いから充分ご褒美だ。
「ところで…さっきからずっと待ったになってるのを忘れてないよな?」
「うん…。」
恥ずかしそうな表情になる柚希。
柚希を抱き寄せてキスをしながら俺の膝に乗せる。
「ん…のぼせちゃう…。」
「そうだな。」
柚希を抱えて湯から出ると、柚希を床に横たえる。
すぐにボディソープの泡を俺のモノに付けて、柚希の後孔に入る。
「あぁっ!」
柚希のモノが簡単に勃つ。
「随分敏感だな。」
「僕も…途中だったから…。」
真っ赤な顔で訴える。
「そうだった。」
柚希の頬を横の毛ごと撫でると、少し目を細めて気持ち良さそうに微笑んだ。
「んっ…っ!涼一さんが…中で大きくっ!」
「柚希が可愛い顔をしたからな。」
すぐに突き上げる。
いくら湯船から出たとは言え、温度は高いから、のぼせさせないように余り長引かせないようにしなくては。
「あっ!ああっ!そこ…いいっ!」
最初から柚希の弱い所を突き捲る。
仰け反って柚希が絶頂寸前になる。
「出すぞ…柚希…っ…。」
柚希の前立腺を抉るように突き上げて追い上げる。
「ああ…んっ!りょういちさ…んっ!んあああ――っっ!!」
柚希がきつく締め付けて果てたので、すぐに中に注ぎ込む。
柚希から引き抜くと、柚希の後孔に指を入れて、俺の液体を掻き出す。
「あっ、んぅっ!」
柚希が艶かしい声を出すので、もう一度勃ちそうになるのを堪えるのが、いつもこの作業の時はきつい。
柚希を倒したままで洗っていると、リシェールが今頃来た。
結構な声を出していたと思ったんだが…。
「私はそこまで無粋では無い。途中参加など…。」
心外そうな顔をされた。
柚希は半のぼせ状態で、意識はあるがぐったりしている。
水を飲ませてから抱き抱えて部屋に戻る。
「今日はこのまま寝るといい。」
ベッドに柚希を寝かせて頭を撫でながら寝かし付けていると、リシェールがちゃっかり柚希の横を陣取っていた。
「お前さっき無粋がどうの言ってなかったか?」
「今は途中参加ではない。」
柚希にギュッとしがみつくリシェール。
柚希がもう寝に入っていたので、言い合いをやめると、諦めて俺もリシェールの逆側に入る。
時間が早いので、眠くなるまではいつも通り柚希を眺める。リシェールが一瞬俺をチラッと見たが、すぐに目を閉じて眠りに就く。
俺も数時間柚希の寝顔を堪能してから意識を落とした。
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