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EX 囚われた柚希2(1/2) ※ 強姦・3P

side:柚希 授業が思いのほか早く終わってしまった。 今日はリシェールとスティーヴさん(護衛)があっちの国に行ってしまっているので、一人だからうろうろ出来ない。 「…そうだ、涼一さんって僕以外の人にどう接してるんだろう?」 気になった僕は涼一さんが居る大学へと足を向けた。 すぐ近くだしね。 涼一さんが居る教室?でいいのかな…にはすぐに辿り着けた。 こっそり室内を覗くと、涼一さんの周りには十人程の人が居て、何か涼一さんに訊いているような感じだった。 涼一さんに勉強を教わってるみたい。 やっぱり頼られてるんだな。 …普段僕が余り見ない表情だった。 全然笑顔は見せないんだ。 何だか少し嬉しく感じてしまった。 「あれ、可愛いね。」 声と同時にいきなり手が握られる。 「え…あの…?」 全然知らない人だから、どうしたらいいのか困ってしまう。 「ねえ、ご飯食べに行こうよ。」 「いえ、あの、人待ちなので。」 「待ってる間だけでいいから、ね、行こう。」 強引に引き摺られそうになる。 「痛てて!」 急に腕が離されたと思ったら、その人は涼一さんに強く腕を掴まれて喚いた。 「柚希、どうしてここに?」 涼一さんが助けてくれながら尋ねる。 「学校が早く終わったから、リシェールもスティーヴさんもあっちでしょ?涼一さんと一緒に行こうと思って。」 「痛え、た、鷹宮のツレだったのか、知らなかったよ!悪かった!」 それを聞くと涼一さんは男の腕を突き飛ばすように放した。 「柚希、迎えに来てくれたのか。」 男には目も向けずに、嬉しそうに僕を抱き締めてくれる。 「そうか、二人とも居なかったな。やっぱり柚希一人だと危ないな。」 しみじみと口にして僕の肩を抱くと出口へとすぐに足を向けた。 「御免なさい。普段の涼一さんが見てみたくて…。」 また助けて貰ってしまい、しゅんとしてあそこに居た理由を告げる。 「…柚希は俺の理性をどうして飛ばそうとするんだ…。」 「ん?」 涼一さんが何か小さい声で言ったので聞こえなかった。 「いや…それで、俺を見て何か違ったか?」 「うん、凄く真面目な感じがした。あと、あんまり笑わなくて……その、僕が特別なんだなって、ちょっと嬉しかった…。」 照れながら言って涼一さんの顔を見ると……。 「り、涼一さんっ!?」 いきなり抱き上げられて、物凄い速さで家に連れて行かれた…。 その後はお察しで、声が枯れる程鳴かされた…。 明日はまた学校休み……。 週明けの月曜日、リシェールと一緒に帰る。 今日はスティーヴさんがまだ王国で、リシェールから国の進捗情報を聞きながら家に向かって歩いていた。 角を曲がったその時、立っていた人にぶつかりそうになる。 不意に腕が掴まれ、そのまま引き寄せられた。 動揺しつつ相手の顔を見て、僕は絶句する。 僕を掴んだのは…。 首の後ろに痛みを感じたと思ったら、意識が遠のいた……。 僕を襲撃したのは川上先輩だった…。 リシェールは…無事なのか…な…。 意識が戻ると僕は全裸でベッドに寝かされていた。 目だけ動かして状況を探ろうとする。 頭上でベッドが軋む。 そこに居たのは川上先輩…だけじゃなかった。 克兄さんの姿もあった…どういう事なんだろう。 何でこの二人が一緒に? そして目が合ってしまうと、すぐに克兄さんと川上先輩は僕に近付いて来た。 「リシェールは…無事なんですか?」 今一番気になる。 怯えそうになる身体を震わせないようにして二人を睨む。 「ああ。ゆずを人質にして一緒に連れて来た。あれに興味は無いから無傷で閉じ込めてある。心配しなくていい。二人は何だか互いの居場所がわかるんだろう?信じた訳じゃないが、こうすれば鷹宮には居場所を知る術が無いのだろう?」 克兄さんは面白そうに僕に答える。 「どうして二人が…?」 「柚希が転校してから、どうにか転校先を探ろうと、前の学校に聞き込みしていたんだよ。その時に同じ目的だと佐伯さんに声を掛けられたんだ。」 「部下も人数が少くなってしまったからね。」 克兄さんが僕の頬を撫でながら川上先輩に続く。 …逃げられない。 助けも来ない。 でも、絶対今度は自害はしない。 前世で、僕が自害したばかりに、あんな事になってしまったから…。 だから何をされても自害だけはしないって。 自衛も出来ず護られていただけの僕の罪なんだって…自然に涙が流れていた。 「ゆずを泣かせたくは無いが、泣き顔もそそる。」 克兄さんが指で僕の涙をなぞりながら言う。 僕は視線を出来るだけ二人に合わせないようにする。 せめてもの抵抗に。 川上先輩が僕の足を割り開く。 「っ…嫌…っ!」 必死で足を閉じようと抵抗するけど、力の差が歴然過ぎてあっさりと足を開かされてしまう。 「ああ…本物の柚希にずっとこうしたかった。」 股間が口に含まれて舐め回される。 「ふっ…うっ…。」 嫌悪感を感じながら、声を出すものかと強く口を閉じる。 そこに克兄さんが口付けてくる。 舌で僕の口を割り開こうと動かしてくるけど、絶対に開くもんか! 「なかなか強情だな、ゆず。」 克兄さんは楽しそうに口にすると、移動して僕の乳首舐め始めた。 「――っ!」 快感を覚えてしまったそこは、舐められる度に感じてしまい、腰が動きそうになるのを必死に堪えて呻く。 「こんなに主張して、可愛い乳首だな、ゆず。」 上が感じると、舐められる下半身も同時に反応し始めてしまう。 僕は肩で息をし始めたけど、他の事を考えるようにして快楽から逃れる。 「柚希はそうは見えないのに意思が強いよね。」 僕の自身を解放した川上先輩が愉快そうに言葉を向ける。 直後、後ろにぬるりとローションを塗り付けるように指が挿れられる。 拒否を示すようにそれを締め付けるけど、無駄だった。 「さあ、柚希の弱点はどこかな。」 中が指で探られる。 僕に出来るのは腰を逃がすように動かす事くらいだった。 それも時間稼ぎ程度にしかならない。 「ん…っぅ!」 一点を突かれて腰が跳ねてしまった。 「柚希はここがイいんだ。」 気付かれてしまうと何度も指でそこを突かれてしまう。 同時に克兄さんに絶妙加減で両方の乳首が摘ままれては舐め転がされて、完全に僕の身体はもう絶頂へと追い込まれる。 絶対に声を上げないようにと、強く口を閉じる。 「んっ…ぅ……ん――っ!!」 堪え切れず達してしまった。 悔しくて涙が止まらない。 「可愛い…ゆず。」 「柚希、次は声が聞きたいな。」 川上先輩が僕の身体を引き起こす。 凄く嫌な予感がする…。 「ゆず、少しだけ我慢してくれ。俺も圭吾もゆずに入る順番は譲れなくてね…同時に挿れるしかないんだ。」 それを聞いただけで、自然に身体が逃げようと動く。 逃げられるわけが無いのはわかってても、最早本能だ。 克兄さんに後ろから腰が掴まれる。 「や…だ、やめ…っ!」 歯の根が噛み合わない。 身体の震えが止められない。 嫌だと首を振る。 その時、電話が鳴った。 克兄さんの電話らしい。 「っ!何だと!?」 それを聞いただけで何か察したのか、いきなり川上先輩が僕を抱え上げて奥にある部屋へと走る。 部屋に入り中から鍵を掛けた先輩は、僕をその部屋のベッドに押し付けた。 何が何だか全くわからない。 「あいつが…柚希の恋人がここを嗅ぎ付けたんだ。どうやったのか知らないけどあの男には異常性を感じたから、きっと見つかるだろうと思ってたよ。」 川上先輩が言う事が確かなら、涼一さんが…。 安堵の息を吐いてしまう。 それが川上先輩の逆鱗に触れてしまったらしかった。 「あいつの所には帰さないよ柚希。」 川上先輩が僕の首を絞める。 「…っ……っ!」 息が出来ない。 やめてと言いたいのに声が出ない。 川上先輩の手の甲を必死で引っ掻くけど、全然絞める手の力が緩まらない。 …御免なさい涼一さん…また置いていく事になっちゃう…。 …涼一さんは……今度も探してくれるのかな……? 意識が真っ暗闇に沈む……。

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