彼はわなわなと震えて、きつい表情でこちらを睨むけれどどこか泣き出しそうな顔に見える。 「…………」 「それじゃ、満足できない？」 「!?　満足とかじゃ……」 　もじもじと唇を噛んでから「不安で」とだけ返してきた。 「杠葉のことをバラされないか？」 「……」 「それだけ？」 「……わ　かりませ、ん」 「今まで、毎日のようにしてたから、寂しい？」 「　　────っ!?」 　弾かれたように顔を上げた彼は慌てて首を振るけれど、言葉として明確に返ってくることはない。 「それで？今日も期待しておま〇こ綺麗に掃除してやって来たのに、袖にされてどうしていいのかわからないんだ？」 「っ、そ、んなんじゃ……」 「したいならきちんと言葉にするべきだ。そう教えただろう？」 「したい、わけじゃ」 　往生際悪く首を振る彼に、こちらは心底困っているんだと言う表情を見せてやる。 「ではこの話はもう終わりだ。仕事が残っているから君は帰りなさい」 「　　　　」 　そうはっきりと告げたと言うのに、彼の足は動かないままで…… 「っ　　……、ぉ　れの、ザコおま〇こを、先生のおち〇ぽ様で　　は、孕むまで、　ぉかして　　　くださ　　」 　泣きそうな声で絞り出された言葉がわずかに耳に届いた。 　背後から抱き締めながら赤い亀頭にゼリー飲料の口を押し当てると、何が起こるかわからない恐怖に彼ははっと身を捩る。 「動くんじゃない」 「ぁ……あ……なに、何を……」 「君はずいぶん尿道がお気に入りだったようだからね」 　そう言うとかぁっと顔が赤くなって…… 　けれど否定の言葉を出さないまま唇は引き結ばれたままだ。 「ぅ　　っ」 　ぐっと手に力を込めるとぶちゅぶちゅと言う感触がして、中身が尿道を伝って中へと入り込んでいく。 「ひ、ぁ、　っぁ゛っ」 　溢れたゼリーがぽたぽたと床を打つ音が響くが、それを追いかけるように上がった呻き声にあっと言う間にかき消されてしまった。 「ぁ゛っや゛っや゛ぁ゛っ」 　腕の中の体がびくびくと跳ねあがり、体験したことのない感覚に身を捩って逃げようとする。 「これは気に召さないかい？」 「ぅ゛……あ、ゃ゛っご、れはっ」 　体は逃げる癖にいきり立った股間は萎えることもなくて……その部分を見ると悪いばかりではないのだろう。 　カクカクと動きたそうにする腰を抱え込み、筋を立たせているち〇ぽに指を這わせる。 「あああぁぁぁぁぁぁっ」 　悲鳴のような声と共に、プラムのような先端からぷちゅ　とゼリーが溢れ出す。 「ゃ、ぁっこれ、や゛……め゛っ」 　未知の感触に怯えて突っ伏する彼の尻を引き寄せ、緩み切って抵抗もしないアナへと指を差し入れる。