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おはようからおやすみまで 6
ちゅーってもう一回キスして、藪秋が気にするから制服を投げるようにして脱ぐと下着一枚……
なんだか恥ずかしい。
「はは、若ぇな」
中身が主張して、先の方にシミができてる下着を見られてそう言われると恥ずかしさは倍増しだけど、藪秋のそんな軽口も嫌いじゃない。
パンツの上から尻を揉まれて抱き寄せられて……
「むちむちしてきたな?」
「っ!あきがめっちゃ食わすからだろっ」
「はは!腹の辺りとかやべぇ」
「⁉」
愛撫かと思いきや肉を摘ままれて引っ張られるから、恥ずかしくて恥ずかしくてジタバタと身を捩る。
女の子ほどダイエットしなきゃ……とは思わないけど、ちょっと太ってきたなって思った身には、恋人の言葉は突き刺さるから……
「ダイエットするよっ」
「すんな」
「するっ!」
「俺だってその内、中年太りするんだから、丁度いいだろ」
なんてことのないように言うけれど、オレの尻の下にある腹筋は当分の間緩みそうにない。
綺麗に割れた腹の筋肉を見ていると、食事制限よりは筋トレだって思えてくる。
「ほら、そんなことより。早く仕事に戻らんとだから」
そう言うと藪秋の手が尻をわしわしと揉んで、奥の部分を刺激するようにすりすりと擦り上げてきて……
じんわりと灯る熱に腹の底の辺りが刺激を受けて、なんだか……?
なんだか?
「どうした?」
「うん?」
「腹下したか?」
「ちょっ今からって時にデリカシーないなっ」
また「はは」って男っぽく笑うから、もうデリカシーとかそんなことどうでもよくなって、ちゅって唇に吸い付く。
煙草臭い口だと思うのに、藪秋のだとそんなことどうでもよくて、ちゅうちゅう吸いつきながらスラックスの中に手を入れて、ずっしりとした感触のソレを引き摺り出した。
自分にもついているものだし、藪秋以外のモノならうへってなるんだろうけどどうしてだか、ソレがめちゃくちゃきゅーんてなるくらい愛おしいって思う。
午前中の仕事周りで汗をかいたのか、普段よりも藪秋のニオイの濃いソコにわくわくしながら頬ずりをする。
「すげぇ顔してんな」
「んぇ?」
どんな顔?って尋ねる代わりに、べろりと舐め上げながら藪秋の顔を見る。
手の中でしっかりと硬度を増して行くソレに唇を這わせながらきょとんと首をかしげると、藪秋の顔が盛大に歪んだ。
舌に唾液をたっぷり乗せて、裏筋を根元から先端へ……
「っと、勉強できないくせにこの手のことはすぐ覚えるんだなっ」
かぽかぽとカリを刺激するように唇をすぼめて吸いついて……
「 っ」
歪む藪秋の顔が楽しい。
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