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酔いどれの悪ふざけ
「ちょ、ちょっとゆーきちゃ...っ」
「我慢しろ」
「ゆーきちゃんが入ってきといて..っ」
打ち上げ中、ほどよく酔ってきた1番いいところ。圭がトイレに行くと言い出したのでついでにと着いていき、個室に押し込んだ。
「別に変なことしないから」
「それする人のセリフだよ?」
「黙れ」
「えぇ..っ」
誤魔化すかのように何度もキスをし、圭の口を強制的に塞ぐ。
「あ、いいこと思いついた」
「よし黙ろうね」
耳をさわさわと撫でるとピクピクと反応を返す圭。そしてそっと耳を触る手を弱弱くしく握って止める。
「ね、ねぇ...やめて?」
「やめない」
ぐっと引き寄せ、後頭部を逃げられないようにホールドする。そして耳に自分の歯の形を覚えさせるようにゆっくり噛む。
「っひっ...や、」
圭の手は俺のジャケットの裾をぎゅっとつかみ耐えようとする。
今度は先程の噛み跡をなぞるように舌を動かす。
「んんっっ....ぁっ」
次は耳全体をわざと音を立てながら舐め回す。ポスポスと俺の腰あたりを力なく叩き抵抗する圭。
そろそろかなと先程より少し増量しただろう場所にスルッと手をやる。
「かわいい」
そう囁いた瞬間圭と目が合う。少し潤んだ瞳が俺の加虐心を一層駆り立てた。
そのままの雰囲気に乗りサラッとジッパーを下げようとした、
「ゆーきちゃんのばか!」
その瞬間、圭は俺の頬に平手打ちをかまして、ダッシュで戻っていた。
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