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それって最強.17

「な、凌平、両想いなら、してくれる?」 「ん?」 「キス、したい」 「純太……」  凌平の手がオレの耳ごと包むように頭を撫でてくれる。コツン、と額が重なって鼻がぶつかった。それから凌平の親指の内っ側がオレのくちびるをひどくゆっくりと辿る。 「は、っ、凌平っ」 「俺もずっとしたかった……マジでするけど、いい?」 「ん、はやく」  スローモーションのように、静かに凌平のくちびるが近づいてくる。途切れ途切れの息が恥ずかしくて、ドキドキは限界に達して、涙がぼろりと落ちた。  凌平は濡れた頬をぺろりと舐めて、それから生まれて初めてのキスをオレにくれた。

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