最後までお読みくださり、ありがとうございました。 トラウマ持ちふたりの、少し奇妙でひたむきな関係が、少しでもお心に響けば嬉しく思います。 以下の人物紹介はネタバレ等含みますので、本編をお読みになったあとでご覧いただければ幸いです。 表紙イラストと同様、作者のイメージ通りの素晴らしい設定画は、ゆらぎ様（https://twitter.com/yuraginokurashi）にお描きいただきました。 また、将来的には挿絵も公開できる手はずでおりますので、そちらも楽しみにお待ちください！ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 小津月光成（おづ・るみな） 雇われバーテンダー。他人に無関心で、無関心だからこそ優しい。公の場ではごく社会的で、愛想よく振る舞う。人生に失望し、惰性で生きている。セックスに対する嫌悪感・トラウマが強い。動物が好き。 藤島笑（ふじしま・えむ） 死んだ恋人の元から逃げ出し、身体を売りながら男の元を転々としている。身体を差し出すことにしか自分の価値を見いだせない、セックス依存。求められないこと、相手にされないことを恐怖する。家庭環境にトラウマがある。 林皓然（はやし・こうぜん／リン・ハオラン） 北天会幹部。ルミナの雇い主。基本は放任主義で、自分の要求さえ聞いていれば、ルミナがどこで誰と付き合おうが容認する。飄々として明るい大人だが、怒らせると冷酷。 橘（たちばな） 元交番勤務の警察官で、現刑事。薬物捜査に従事する。林とは腐れ縁。 丹羽瞬（にわ・しゅん） 死んだ売人。エムと同居していた恋人。 アイ 愛人稼業の女。彼女のパトロンもおそらく北天会か、友好関係にある組織の幹部。ブルームの上客で、ルミナと仲が良い。 ※キャラクターイラスト／ゆらぎ様（https://twitter.com/yuraginokurashi）