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epilogue
──毎日欠かさず続けているランニングの最中、何処かで見た事がある男とすれ違った。恐らく同年代くらい。
お気に入りコースの公園で休んでいれば、昔から少しも変わらない滑り台に置き去りにされた1冊の大学ノートが目に入る。
最近めっきり見なくなったこれは、学生時代に流通していた少し前のデザインだ。
何気なく表紙を開いた青年は、思い当たる内容ばかりを連ねたとある少年の物語に、思わず涙を零す。
「オレも…まだ、よくわかんないよ。
だけど……っ、会いたい」
たったの…されど4ページ。確かに余白は残っている。
青年はノートを抱え、駆け出した。
fin.
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