「付いた......沢山」 「ほんと？」 「後で、鏡を見てごらん背中にも脚にも腕にもお腹にも首筋にも付いてるから」 沢山、付いてる 「じゃあ、馨にも」 そう言って胸の辺りに吸い付いた んぅ～んぁっ 「付かない......」 「もう少し、強く吸って」 「んっ......んふっんむっ、付いた。お揃い」 馨の身体に着いた紅い跡が嬉しくて笑った 「環......」 「あっ、馨。くすぐったいよ......んはぁぁ」 身体を撫でられて突起をくすぐられる 「タった......やらしいね」 「馨がやったんでしょう？んぁっ！」 反撃しようとして突起を弾かれる 「んぁっ......かぉ、これじゃ、濡れ事だよ」 「そうだよ。古い言葉知ってるね、環。誰にも、秘密だよ」 「馨、その......僕でいいの？」 僕が知っているのは、基本男女の濡れ事だ これも、書物知識 「なんで？......環がいい」 クチュッグチュッ お腹の奥が熱を持って潤ったのが分かった