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おまけ2の③

『ん~?うん・・・・そうだね・・・・  好きになったのは・・・  キミが1年生の時・・・かな?』 『1年の・・・・・?』 『うん。  ・・・・数学ってさ、苦手な子が多いでしょ?  やる気なくて眠そうにしてる子、多いしね。  かといって、得意な子は得意な子で  出来て当たり前って顔してるし。』 『・・・・・・・・・・うん・・・・・・?』 『まあ、その辺はいろいろ考えて  授業してるつもりなんだけど・・・・・・』 『・・・う・・・・ん・・・・んん??』 『・・・・・・ん?  ───あ。好きになった理由だったっけ。』 『うん。』 『えーと、孝之介ってね?  普通の授業の時とか、テストの時は  わりと無表情なのに  俺の作った応用問題のプリントとか  難しくなれば なるほど  楽しそうに目をキラキラさせてね?  解けた時は すごく嬉しそうに笑うの。』 『・・・・・・・・・・え、  ・・・俺・・・・そんな顔・・してた・・・・////??』 『ふふ、うん。大人びて見えるけど なんか可愛いなぁって。それが きっかけ。』 『・・・・・・・ふ、ふーん////』 『・・・・でも、孝之介は生徒だし、可愛いけど  そうゆう好きとは違うだろうなって思ってて・・・・』 『・・・・・・・・・・うん。』 『2年になって キミに声をかけた時・・・  あの時は、数検受ける子を探してただけなんだけど  久しぶりに話して、やっぱり好きって思った。  やっぱり問題解いてる時、楽しそうだし  解けたら かわいいし。  自覚したら、もう止まんなくて  暴走しちゃったんだよねー。』 『・・・・・・・・ふ、ふーん・・・////』 なんか・・・・・・ 俺、自分がポーカーフェイス、って思ってたのが すごく恥ずかしい・・・・・・ 『だからさ。俺のが片想い歴 長いんだからね?  心配なんてしなくて大丈夫だよ。  それに俺の事、言うけど  孝之介も最近 やったらカッコよくなっちゃって  俺だって不安なんだからね?  ・・・他の・・・同じくらいの年の子の方が  いいのかな・・・・・とか。』 俺の頭を撫でながら、寂しそうに笑う先生。 『・・・・え?い、いや・・・いやいや!  それはないですって!  絶対!俺が好きなのは先生だから・・ !!  他のヤツなんて どうでもいい!』 慌てて 起き上がると、 ふふっと 意思悪そうに笑って 先生が俺を抱き寄せた。 『でしょ?  俺も・・好きなのは孝之介だけ。  他の人なんて どうでもいい。  おんなじだよ。』 『・・・・・・・・・・・・・あ。』 俺を膝の上に乗せ、見上げる先生は・・・ やっぱりキレイで。 自然と唇が重なった。 『あ。でも、ちゃんと不安な事、  俺に言ってくれて嬉しかった。  1人で悩まれたら・・・イヤだし・・』 吐息が触れる距離で 先生が そっと囁く。 『う、うん・・・。  あ、そうだ。先生も・・・なんかあったら言ってよ?  ・・・隠さないで ちゃんと。』 『ん~?・・・・・・うん。  じゃあ、・・・・孝之介。  ひとつ、いい?』 『・・・・・・・え?』 『あのねぇ・・・・・・』 『・・・・・・え、え??』 な、なに? 言ってよって言ったけど・・・こんな すぐ? な、なんだろ・・・? 『呼び方。いつまで “ 先生 ”なの?』 『・・・・へ !?・・・・あ・・・・・・・////』 『いつになったら俺の名前、呼んでくれるの?』 『え・・・ぇぇえ ーと・・・・いや、そ、それは・・・・・  まだ ちょっと恥ずかし・・・・・・///』 『ん~?恥ずかしい??』 『えっと、えーと・・・・はい・・/////』 『ふーん。』 ジーッ・・・と 俺を見つめる先生の顔が 突然・・・・変わった。 『こーぉー♡』 『────っっ/////!?』 尋常じゃない 色気をまとわせ 妖しく笑みを浮かべると、舌を伸ばして 俺の唇の端を ペロッと舐めた。 『・・・・っっ//// ちょ・・・っ・・・・///// !!』 『ほら、(こう)・・・ 名前・・・・・呼んで?』 『・・・う・・・・っ・・・・////』 『ほぉら、は・や・く♡』 『~~~~っっ//////』 も、もう・・・・///! さっきまで 可愛いかったのに・・・//// 小悪魔・・・・降臨! エッチの時もそうだけど 相変わらず 振り回されてばっか・・・・ 男として 情けない・・・・ ・・・・けど、好き。 大好き。 『・・す・・好きです・・千冬・・・・・・・せんせ・・・ぃ///』 『・・・ふふっ・・・かわい♡俺も好きだよ・・孝之介♡』 先生に手を引かれ、ベッドに雪崩れ込むと 1つ1つ、服を剥ぎ取られてゆく。 『ちょ・・・///せ、せんせ・・・っ////!?  まっ・・・・、俺がっ・・・・・・俺がする!』 『うん。後でね?今は俺がする ♪ 』 先生はそう言うと、ローションを取り出して 自分で慣らすと 俺の昂りを一気に飲み込んだ。 『~~~っ///// !!』 うー! もう・・・・・・////!悔しい! 今はまだ 全然 敵わない・・・けど、 いつか、 いつか、絶対 鳴かしてやる・・・・////! 時間は たっぷりあるんだ! 覚悟しとけ・・・・・っっ////! ♡ ♡ ♡ お ま け 2 ★ お わ り ♡ ♡ ♡

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