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あとがき

 こんにちは。大波小波です。<(_ _)>  最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!  今回は、ひどく書き始めに手こずりました。  久々に何か、色の違うものを書きたいとの気持ちはあったのですが、それが獣人ものに落ち着くまでかなりの時間を要しました。  大波が人外ものを書くと、どうしてもちょっとだけハードボイルド風になってしまいます。  それをできるだけ抑えて、軽く済ませるような工夫(我慢とも言います)も、必要でした。  おかげで未悠くんは組員たちに凌辱されずに済み、新見も死なずにすんだのですが!  もふもふでもなく、溺愛でもなく始まった、健さんと未悠のストーリー。  当初は『残念ながら、ワンナイト・ラブだ』なんて言ってた健さん。  ラストでは『死ぬまで、一緒に居たい』と180度転換してしまいました!  未悠くんは、可哀想な儚い少年に終わらず、頑張ってくれた点がポイントでした。  甘すぎず、活発過ぎず。  それでいて、押さえるところはちゃんとキメてくれる。  そんな素敵な側面を見せてくれた、良い子です!  新見の扱いは、実は悩みました。  彼の正体も獣人、との分岐点もあったのです。  しかしそれでは、健さんとの血みどろファイトが始まってしまいますので、今回は見送りました。  ただ、ハッキリと『新見は常人です』と明記することを避けました。  謎めいたまま去って行く姿もアリかな、と!    これまでにいただいたリアクションやお気に入り登録、しおりに励まされ、何とか書き上げることができました。  本当にありがとうございました!  <(_ _)><(_ _)><(_ _)>

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