101 / 101
あとがき
こんにちは。大波小波です。<(_ _)>
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
今回は、ひどく書き始めに手こずりました。
久々に何か、色の違うものを書きたいとの気持ちはあったのですが、それが獣人ものに落ち着くまでかなりの時間を要しました。
大波が人外ものを書くと、どうしてもちょっとだけハードボイルド風になってしまいます。
それをできるだけ抑えて、軽く済ませるような工夫(我慢とも言います)も、必要でした。
おかげで未悠くんは組員たちに凌辱されずに済み、新見も死なずにすんだのですが!
もふもふでもなく、溺愛でもなく始まった、健さんと未悠のストーリー。
当初は『残念ながら、ワンナイト・ラブだ』なんて言ってた健さん。
ラストでは『死ぬまで、一緒に居たい』と180度転換してしまいました!
未悠くんは、可哀想な儚い少年に終わらず、頑張ってくれた点がポイントでした。
甘すぎず、活発過ぎず。
それでいて、押さえるところはちゃんとキメてくれる。
そんな素敵な側面を見せてくれた、良い子です!
新見の扱いは、実は悩みました。
彼の正体も獣人、との分岐点もあったのです。
しかしそれでは、健さんとの血みどろファイトが始まってしまいますので、今回は見送りました。
ただ、ハッキリと『新見は常人です』と明記することを避けました。
謎めいたまま去って行く姿もアリかな、と!
これまでにいただいたリアクションやお気に入り登録、しおりに励まされ、何とか書き上げることができました。
本当にありがとうございました!
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
ともだちにシェアしよう!