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第2話

中学生の頃 「おい。翔太。立てよ!!」 「う・・・。」 ドガッ ドスッ 「ガハッ。」 悔しい。 なんで、この僕がいじめを受けないといけないのか。 相談する相手もいない。 どうしたらいいんだろう。 ドスッ ドガッ ドサッ 「・・・・。」 「このくらいでいいだろう。さっ、帰るぞ。」 ザッザッザッザッザッ 「・・・・。」 死にたい・・・。 「おい!翔太!!どこだ?」 「誰?」 「翔太!!」 「悟。傑・・・。」 「また、あいつらにこんなことされたのか?」 「ふざけやがって・・・。」 「翔太。なんでいじめられてんだ?」 「そんなこと・・。」 きっと、イケメン男子の近くにこんな僕が一緒にいるからでしょう。 「悟にも、傑にも関係ない!!僕のことに手を突っ込まないで!!」 「・・・。」 「翔太・・・。」 「お願いだから、二度と僕の目の前になんか現れないで!!」 僕は、止まらなかった。 大切な友達を、僕は、僕自身で、断ち切ってしまった。 最悪だ・・・。 ポロッ 悟たちがどこかに行ったとき、僕は、泣いた。

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