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第3話
くやしい。
悲しい。
僕は、僕の居場所を自分から失くしてしまった・・・。
「うわぁぁぁぁぁっ!!」
次の日
僕は、学校を休んだ。
家は一人暮らし。
親は他界。
幼少期の時に亡くした。
ピーンポーン♪
「学校の時間なのに・・。誰だろう?」
がちゃッ
「はーい。」
「よっ!」
「悟・・・。傑・・・。」
「学校に来ないから、迎えに来てやった。」
「僕のことには・・・。」
ポロッ
「翔太?」
「大丈夫か?」
僕は、悟と傑の胸で泣き崩れた。
しばらくして・・・。
「落ち着いたか?」
「うん。」
「学校には今日は俺らは学校に行かないって言っといたから。」
「ありがと。」
「で、昨日のことだが・・・。」
「僕は、悟と、傑の周りをウロチョロしている。それで、目を付けられたんだと思う。」
「・・・・。そんなことはない。」
「でも・・・。」
「・・・・。その話はやめよう。宿題しよう。」
「うん・・・。」
15分後
「この、計算の公式、どうやるんだったっけ?」
「ここは・・・。」
「こういうことだよ。」
「翔太・・・。お前、頭いいんだな・・・。」
「そうでもないよ・・・。ハァ・・。」
「翔太、顔色悪いぞ。」
「そんなこと・・・。」
バタッ
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