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第1話 幼馴染み

幼稚園のとき、父に連れられてテレビで観るような大きな屋敷に連れて行かれた。 外観もだが内観も立派で、幼心に粗相をしてはいけないと緊張したのを覚えている。 父とは違う部屋へ通された俺は最新のオモチャに心を躍らせた。 次に扉が開いたとき、呼吸が止まるほど魅入る男の子と対面した。 神崎 彗(かんざき すい) 彼とのこの出会いで、俺の人生が終わった瞬間だった……

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