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第6話

「彗、誤解するなよ?俺達は幼馴染みだし、親同士も知り合いじゃん?だから切っても切れない関係だ!だから、離れるも離れないも論外だろ?」 「………」 無言で自分を見下ろす男になんてことないと笑う忍の内心は恐怖で慄いていた。 「忍は俺にお友達を作って欲しいんだ?」 「……友達は多いに越した事ないだろ?」 ヤバい、声が震える 怖い…… もう、何が彗の逆鱗に触れるか分からず、忍の思考は混乱する。 「ふ〜ん……。なんか寂しいなぁ〜。忍がどれだけ本気でそう思ってるのか試そうかな」 「えっ!?」 にっこり笑って彗は忍の腕を掴んだ。 その力が強くて、忍は痛みに顔を歪める。 そして次の瞬間、自分の返答にしくじったと目の前を暗くした。 「ひっ……あぁ…んっ……んん…」 ホームルームが始まる前に保健室へ連れ込また忍はあられもない姿で喘いでいた。 ネクタイで両手首をベットの端に繋がれ、下半身丸出しにされて後ろの蕾にはブルブル震えるオモチャを挿れられた。更に前の性器は根元をゴムで縛り上げられている。 「気持ちいい?もうちょっと強くしようか?」 楽しそうに椅子に腰掛け、オモチャのリモコンの強弱を操作する彗に忍は涙目で懇願する。 「やめ……ッ、ぁぁぁぁあ…ヤダァァァァ……」 ビクビク身体を揺らしながら忍は首を左右へ振る。 「あれ?強過ぎた?まぁ、気持ち良さそうだしいっか!」 リモコンを机の上へポイっと投げて彗は立ち上がると、楽しそうに微笑んで残酷な言葉を告げた。 「じゃあ、友達作りに行ってくるから、忍は俺が戻るまで頑張って」 ガクガク震えながら忍は涙を流し、再度首を横へ振る。 「やっ、やだ!いやだぁぁぁ……」 「どうして?忍が友達作れって言ったんだろ?」 「……ゃ…、す……い………、行かないでぇ……」 このまま放置されるなんて絶対に嫌で、忍は男へ縋る思いで懇願した。 そんな忍に彗はふふっと笑いながら近づくと、何食わぬ顔でベットへ腰を下ろした。

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