香油を塗り中を掻き回すと我の指を引き込むように締め付けてくる。 　疾くに引き裂きたい欲を耐え、金華の良き場所を執拗に撫で押し潰すと白くしなやかな体は幾度も跳ね、我に縋りついた。 「力を抜いていよ」 　言うと金華は蕩けた顔を上げ我をみやる。期待と不安が入り混じった匂いたつような甘き面。足を大きく広げ腰を上げさせ、その秘所にずぶずぶと自らの猛った物を入れる。 「……あ…あぁ……！！」 　まるで引き込まれるが如くである。すぐに果ててしまいそうになるのを堪え、奥歯を噛み締め全てを中に収めた。ゆるりと最奥を突くと金華の体がびくびくと痙攣し子種が我の腹にあたる。同時に中が収縮して我の物を強く締め付けた。 「……くっ！」 　思わず意識を失するかと思うほどの愉悦。まだまだと思うに耐えきれず我も金華の中に放っていた。 「……眩子様……」 　腕の中におる蕩とした艶やかで甘き金華の面。赤い唇が我を呼ぶ。 「辛うないか？」 「……嬉しゅうござます……眩子様にご奉仕することやっと叶いました」 　細き腕が我の背に縋りつき黄金の瞳からは涙が溢れておる。その健気な姿にたまらず金華の体の中で再び興したものを強く打ち付けた。 「……あぁ……眩子様……」 　言の葉で、面で、体で我と交わることが嬉しいのだと伝えてくる。 　欠けた月が一つになるが如く隙間なく体を押し付け唇を吸い、指で体中を摩る。 　心地よくて自戒が効かぬ。細い腰を掴み獣の如く幾度も打ち付けた。 　浅く深く金華の良きところに向かい打ち付けると細い体は幾度も痙攣し、子種を出し続ける。 　無体なことをしておる。しかし離してやれぬ。 　幾度出しても灼熱が如くの熱が収まらぬ。 　 　これはもはや触れておるのかも知れぬ……。