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学校内食堂

あれから理事長室を出てそのまま先輩と食堂へ行った。 席についてタッチパネルを触っている。 ・・・これ支払いの仕方はどうするんだろう。 「あの・・・先輩、これって支払いの仕方はどうするんですか?」 「ああ、銀行口座から毎回引き落としだ。 大体が親の口座からなんだが・・・多分、お前もそうだと思うぞ?」 「そうなんですか・・・ありがとうございます」 また、母さんや父さんに迷惑かけちゃったなぁ。 「ああ、そうだ。自己紹介がまだだったな。 俺は3年、風紀委員長の長谷川聖人だ。 困ったことがあったら直ぐに来い。 力になってやるから」 「ありがとうございます。 僕は神風悠眞です。悠眞と呼んでください。 御迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします」 「悠眞な、分かった。 俺のことは何とでも呼んでくれ」 「では長谷川先輩で。 よろしくお願いします」 そんな話をしている間にタッチパネルで頼んだ食べ物が来た。 因みに僕が頼んだのはボンゴレビアンコ。 量は少なくしてもらった。 最近・・・というか過度なストレスを感じた中学2年の時から徐々に食べられなくなっていったから。 「あっれ~? いいんちょーが誰かと食べてるとか珍しーねぇ?」 ビクッ びっくりした・・・。 この人、何だか僕の嫌いなタイプだ。 でも、悟られないように、普通の明るい子を演じなきゃ。 「ああ、沢樹か・・・。 悠眞、こいつは俺と同じ3年の沢樹雅〈サワキミヤビ〉。 こう見えても生徒会役員で会計だ」 「生徒会役員、ですか・・・」 ・・・・・・こんな人が役員で大丈夫なのか? って失礼か。 「いいんちょ~、この子だぁれぇ? 新入生だよねぇ?」 たらたらした喋り方。 いかにもやる気ありませんって感じ。 「僕は神風悠眞と言います。 よろしくお願いします」 「ふ~ん、悠眞くんかぁ。 よく見ると美形だねぇ~? ボクこの子お気に入り~~~!」 ぎゅー、っと沢樹先輩が抱きついてきた。 ・・・邪魔だ。 でもそんな風に思ってることは悟られないように笑う。 ──僕はいつまで、自分を偽り続けるんだろう。

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