1 / 13

第1話 出会い

蛍「下見、好きだ」 悠太「あの……えと?///」 遡ること5日前。俺らは2年生に進級した。 今回は2年になって初めての学校だった。 朝、学校に着くと、ふと、目に入った奴がいた。 蛍「ん?」 悠太「……。」 1人で本を読んでる陰キャらしき人がいた。 悠太「……。」 真面目に読んでいるのだろうか。言葉を何一つ話していない。 出席番号順で、俺はそいつの隣になったため、話しかけてみることにした。 蛍「お前」 悠太「はひゅっ?!」 蛍「名前なんて言うん?」 悠太「下見悠太です……。」 蛍「俺、本田蛍。よろしく。」 悠太「はい……。」 これが俺らの出会いだった。

ともだちにシェアしよう!