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スイート、スイート、ハニームーン .2

 だって、僕は売れないアイドル。目の前の彼とは初対面。ここはテレビ局の薄汚れた廊下。  いろんな再生回数は年々減っていくばかり。イケてる才能は、僕を次々越えていく。  壁を背に片目で逃げ道を探しつつ、見知らぬ彼の夢に魅入られる。  蜂蜜色の霞がかかる、甘い甘い、幻の蜜月。 【終】

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