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「望月さん、望月綾人さん。診察室へどうぞ。」 休日の昼下がり。 朝からお腹が痛くて、俺は近くのクリニックを受診した。 城崎内科クリニック。 何やら院長先生が若くてイケメンらしく、遠方からも女性患者が絶えないらしい。 俺は近いという理由のみで予約したけど、俺以外の患者が全員女性で、待合室はなんだか居心地が悪かった。 やっと名前を呼ばれ診察室に入ると、そこに座っていたのは噂通りの若いイケメンドクターだった。 「望月さんですね。今日はどうされましたか?」 「えっと……、今朝からお腹が痛くて…」 「何か当たるようなものは食べましたか?」 「いえ、何も。」 「そうですか。では少し触りますね。」 「望月さん、こちらのベッドに横になってください。」 看護師に促され、診察室にあるベッドに仰向けに寝転ぶ。 先生は「失礼します。」と俺の服を捲り、見えないようにタオルをかけた。 タオルの下から手を入れ、俺のお腹に触れる。 「少し押しますよ。」 「いっ…!」 「痛いですか?じゃあここは?」 「痛っ!」 「ここは?」 「……痛くはない…です…。」 「ここはどうですか?」 「…ふ…、痛くない…です……」 先生の手はどんどん下に降りていき、時々下の毛に触れていた。 擽ったさや恥ずかしさで声が震える。 「伊藤さん、少し診察室の外に出ていてくれますか?」 「え?は、はい。」 看護師を外へ出し、診察室には先生と俺の二人きりになった。 先生は俺のお腹の上にかけたタオルを捲り、優しく微笑む。 「望月さん、気持ちよかったですか?」 「へ…?」 「ほら、少し硬くなってます。」 「ひぁっ?!」 腹部に触れていた手が股間に移動し、柔く揉まれる。 俺は思わず変な声を出し、急いで両手で口を塞いだ。 「す、すみませんっ…!その…あの…っ…」 「生理現象ですよ。気にしないでください。」 先生に揉まれて、俺の股間はどんどん硬く、熱くなる。 恥ずかしすぎるけど逃げ場がなくて、正直どうするべきかわからなかった。 必死に言い訳を考えて、口にする。 「ごめんなさい…っ。最近忙しくて…、ヌいてなくて…」 「ふふっ。私でよければお手伝いしましょうか?」 「へ?え?あの…、何言っ…?!!」 先生は俺のズボンのチャックを下ろし、熱くなった肉棒を直に握りしめて扱き始めた。

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