こういうのXLサイズっていうのかな……。ぼんやりとそんなことを考えて相良さんのものに触れる。脈がはっきり見えて……とてもエロい。 　自分でやるように手を上下に動かしてみる。指先から熱が伝わって、僕もいやらしい気持ちになった。相良さんをちらりと見ると、目を閉じて感じているらしかった。微かな吐息が聞こえる。気持ちいいのかな……。 　もっと感じて欲しくて、僕は相良さんの竿に舌を這わす。相良さんがしてくれたみたいに、下から上へ。何度かそれをして、僕は口を大きく開いて相良さんのものを含んだ。先端からしょっぱいものが出ていて、舌が痺れる。感じてくれてるんだとわかって、もっと頑張ろうと口を動かす。一生懸命舌で裏筋や先端を刺激しているが、大きすぎて根元まで飲み込むことができない。 「……顔上げて」 　相良さんの言葉にすぐに反応する。目が合った瞬間、相良さんのものがびくと震えた。余裕がなさそうな切なげな瞳。 「ごめんね」 「がひゅっ」 　相良さんは一言謝ってから僕の後頭部を掴んだ。喉奥まで一気に押し込まれる。 「ん"ん"っ」 　苦しい……息できない……。喉の奥を犯されてるみたいだ。相良さんは苦しげに息を吐くと、ゆっくりと僕の頭を掴んで腰を動かしてきた。僕はえづきながらそれに耐える。えづくと喉奥が締まってさらに感じるのか、相良さんは眉を顰めた。 「んむっ……んん」 　もう苦しくてたまらない。気づけば僕は無意識に涙を零していたようで。相良さんが、驚いた顔をして口の中からずるりと怒張を引き抜いてくれた。ごほごほと僕は咳き込む。相良さんは僕の背中をさすって落ち着かせてくれた。 「ごめん……雛瀬くんがあまりにも健気だから……抑えがきかなかった」 「……僕が下手だから……」 　俯いてそう言うと、相良さんがふるふると首を横に振る。 「きっとこういうの初めてだよね。すごく気持ちよかったよ」 「ほんとうですか？」 　相良さんが褒めてくれるから、僕はぱぁぁと顔を輝かせる。