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第95話

「圭吾 落ち着きなさい 親は判るんだよ~ 今まで無かった様なことがあるとね あの日帰って来て洗濯機回したり 電話で泣いたり…決定的は病院で矢沢さんの目撃情報~ 手を繋いでいたよって とても素敵な感じだったて」 「えっ!まぁまぁ でしたカァ」 「家は恋愛に性別関係ないと思っているよ 父もね ただし  真面目に付き合う  相手を傷つけない お互いの夢を諦めない 上手く行かないことを 相手のせいにしない これは別に男 女関係ない ひととしてのルールね 同性だから判ることも 同性だからきつくなることも 在るかもしれないけど でもまずはふたりで話し合う そして大人を頼る これも男 女関係ない 後~ まあセックスが違うかぁ 私は答えられま…」 「うるせー!!!!バカ!!!! お前に聞くか!!!! 黙れ!!!!きもい!!!!」 「クククでさ 新ちゃんも付き合ってるの男子と?」 「なんで?」 「これも矢沢さん聞き取り情報~ 忘れ物取りに戻ったら…泣き声が聞こえたんだって そして新好きだよって言っていたのも聞こえたから部屋には入らず帰ったそうです!」 力が抜けていく ものすげぇ脱力感 まとまらん まとまらん 頭クラクラ~する 俺の母頭完全いってるよ~ 恥ず~ 「今度連れてきな~」 バカ!!!!か? まあ会わせますけど~

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