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第103話
矢沢が入院してから富永は毎日通っている 部活終わりダッシュで
俺たちはふたりの邪魔しない程度と何となく気を使ってみたりている
富永からも矢沢からも別々に
報告的なものを貰った
なんか不思議な感覚
あのふたりか~あのふたりね~
仲良くやれよ~
砂川は泣いて喜んで富永を抱きしめたよ~ 俺は俺は俺も~
それはともかく
砂川は少しテンションがおかしい
すぐ興奮したり 泣いたり
話しがあるのは判ってるんだから
話せと促すと
矢沢や富永も聞いて欲しい
と言う事で明日日曜に矢沢の所で話す事になった
今日も富永はダッシュで行ってしまった
誰もいない美術室で砂川は
求めてきた
少し強引に唇を奪われ
「ごめんね 痛いかも」
上着を脱ぎ床に敷き
そこに俺と横たわる
「圭吾 嫌なら突き飛ばして」
「そんなわけ無い 欲しくて
欲しくて 苦しかった」
俺たちはすべてを脱ぎ捨てた
「あぁ圭吾…圭吾 狂いそうだ」
激しく唇を合わせる
舌を吸われ 唾液が混じり合う
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