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第109話
急いで風呂から上がりリビングに行く
「ご苦労様~優くんちゃんと温まった?」
「はい、良いお湯でした 有り難うございました」
「さぁて~座って ご飯のお代わり自由にしてね 炊飯器そこね」
「では頂きまーす」
学校の話や俺の馬鹿な話をしながら食事は進んでいたが
突然母親が
「優くんは圭吾のどこがが好きなの?」
なんとダイクレトな質問!
「はい! 全部です」
「全部?またザックリねぇ」
「あっ 挙げたたら切りありません が 可愛いところです
格好可愛いんです
同級生を可愛いなんてすみません」
母親が吹き出した
砂川が真っ赤になっているだろが
「おい!聞いといて笑うな!!!!
失礼だぞ」
「ごめんね 嬉しくて…
やっぱり人間は可愛いのが一番だよ
男が可愛いなんてと思うかもね
でも 私はその人が無様でも
懸命に生きてるって事を卑下しない
健気さが素晴らしく可愛いって思うの
私はだよ 他の人がどう考えるはその人の自由だから
圭吾は器用じゃし無様丸出しだけど
圭吾の懸命さを見てくれてたんだって
思ってさ
優くん有難う!圭吾幸せだ
優くんが好きになってくれて
これからも仲良くしてね
人を好きなり付き合って行けば
色々起きてくるよ
それは同性 異性関係ないの
大事なことは
起きてきた事より
それをどう解決しようか
向き合い話す事を続けて行かれるか
大切な人との関係を見失なわないかだよね」
砂川は突然立ち上がり
床に正座をして
「はい 僕こそ圭吾君と知り合うこと
そしてお付き合いさせて頂いていることに感謝です 改めまして
圭吾君と正式に恋人として交際する事をお許しください お願い致します」
俺も横に座り
「母さんお願い致します これからも
がんばりますので」
「こちらこそ~よろしく
起きてくる問題に誠実にね」
「はい!」
「あっテレビ!!!!
圭吾!!!!後片付けよろしくね!!!!」
「喜んで!させて頂きます!」
なんて心弾む夜なんだ
母さん有難う!
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