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第127話
俺と優で後片付けをしたんだけど
楽しいもんだなあ
ちょっかい出し合ったり
明後日の話しで盛り上がったり
恋人といるって感じがすげぇして…
興奮しっぱなしです!
大人の方たちはお風呂から出て
リビングで寛いでいた
「終わった? ゼリーあるから食べて」
宮下さんが声をかけてきた
「ハイ~ 宮下さんたちはも食べますか?」
「うん 優弥は?」
「頂くよ~」
箱を開けるとと
色とりどりゼリーが目に飛び込んできて思わず
「わ~美味しそう!どれにする?」
また騒いでしまった
優はピーチ
俺は果物が沢山乗ってるやつ
「優弥の言った通りだな」
宮下さんが目を細めて俺らを見ている
「何?どうして?」
砂川が優弥さんの方を見る
「だって優は小さい頃から桃が大好きだし 圭吾はいっぱい食べたいだろ?」
「確かにあってる 凄いっす」
砂川と目が合う
なんか嬉しくてふたりで笑ってしまう
「それでね お互いの呼び方
決めようよ 優 圭吾 敬称なしで良い?
俺の事は圭吾は優弥さん
優はお父さんでいい?」
「それ以外ないし~」
「宮下さんの事は信也さんで 良いね」
「はーい 宜しくお願いします!」
「優弥さん明日は何時にでますか?」
「そうだなぁ 十時頃
朝食一緒にだべるか?」
「八時半頃?なら食べる」
「優 刻むなあ
じゃぁ もう寝るか?」
信也さんが笑っている
「まだ寝ないけど まぁ…何となく…」
砂川もう触れるな
だだ漏れだぞ
大人ふたり揶揄いたくて仕方ないって顔だ~
気づけ~砂川!!!!
「大丈夫っす いつもは学校着いてる時間だから なっ優!」
また見合わせて笑ってしまった
「はいはい じゃぁ八時半集合ね
起きてこなかったら…たたき起こす~
良い?」
ふたりで胸を叩くと
「頑張れよ~
さぁそろそろ二階上がりなさい
あっ!圭吾使う部屋…」
「了解してます 有難うございます
お休みなさい」
なんか居心地がいいなぁ
とってもいい感じ~
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