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第154話
緊張している俺
砂川が俺自身にそっとキスしてくれた
体をを撫でながら本当に深く深く
キスをしてくれた
ああなんだろう この気持ち
安心する 心も体も解けていく
抱き締められて 愛撫されている俺
「圭吾 素敵だよ 大好きな圭吾にして貰えるのが嘘みたい」
泣きたくなる
「優 好きだよ 本当に好きだ」
砂川を寝かせると
ローションを温め入り口と自身にたっぷり塗り 解しながら
指を一本入れてる
大丈夫…
二本目…
大丈夫…
三本目…
深呼吸している砂川
入り口を縦方向に伸ばしながら
俺自身を当てて見る
砂川の声が聞こえる
「圭吾 圭吾 大丈夫だからね
して…」
ローション塗りまくりながら
少し押してみる
また押してみる
「アッ 大丈夫…」
ローションまみれの自身を
押し入れていく
「アッアッアッ~ハアハアハア」
「優!力抜いてね お腹力抜いて!」
「ハアハアハア アッ~アッゥ~」
驚くことに全部入った!
「優!全部入った 大丈夫?
苦しくない?力抜いて 深呼吸しよう」
「ウン スーハ スーハ アッ~ハァ~
大丈夫…お腹苦しいけど ウウ~
圭吾~圭吾~嬉しい 感じる
圭吾がいるよ~アァアァアァ」
「キツくて 熱いような~
優…優…有難うウウウウ~」
なんだか頭の中が狂ってるような
思考が停止したような
どうすればいい?
何すればいい?
判らない!
「優!大丈夫か?とりあえず抜くよ」
「うん うん 圭吾 圭吾 圭吾!」
やばい 砂川がおかしい
そっと抜いて砂川を抱きしめた
「優 どこか変? 痛い?」
砂川は首を横に振り
腕の中で泣きじゃくっている
「優?俺たちひとつになれたなあ
なんだか訳わかなかったけど
一番大事な繋がること出来たなあ
頑張ってくれて有難う」
「ううん 圭吾有難う 大事大事にしてくれて 幸せだよ 圭吾 圭吾アア~」
暫く砂川は泣き止まず
そのうち眠ってくれました
とりあえず体をきれいに拭いて
パジャマ着せて
俺はシャワー浴びて片づけして
ぼーっと砂川の寝顔見ている
可愛いけど男前だよ お前は
そう言えば
ふたりともいくなんて
いやいや考える暇なかった~
まぁまぁパニック状態でした
携帯が鳴る 「あっ信也さん!」
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