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第212話

 俺たちは物凄い高ぶりを覚えていた。 特に俺は少しばかり可笑しくなっている。 俺は獣化しているのだ!    乳首に吸いつくと片方を掌と指で捏ねくりまわす。 もう片方は、甘噛みと舌、唇でビチャビチャに為ながら愛撫する。 砂川は俺の名前を呼び続けている。 可愛い! そのまま下腹部を舐めまわしながら、砂川の反り上がったものを咥える。 「ヒャア~アッウ~イイ~」 「キモヒ~ヒヒ~?」 「そのまま喋るのやめ~」 ケタケタ笑う砂川~俺はもう~ダメ~ズキュンズキュンきてるよ! 「このまま飲ませてくれ~」 「いやだ~美味しく無い!」 「美味しいの!」 俺は鈴口を舌攻めにする。 それから喉奥まで入れて擦りあげる。裏筋を何度もおっと~ 「いやいや出ちゃう~圭吾……いやあ~アッウアッ~デ~~デ~ル!」 ドクドクと俺の口の中で吐き出為れる白濁が堪らない。 砂川のが俺の口内で波打つように動く。 俺はこれでもかと吸いつく。 「も~も~無いから~馬鹿圭吾……でも好き……」 俺は砂川の顔を覗き込見ながら 「判ってる~でも吸いたいの! 美味しかった! 優の……甘いよ! 本当甘いの」 「恥ずかしい~けどね、キスしてぇ」  俺は、キスほど凄い愛情表現出来る物はない!と思っているんだ。 お互いの想いが完全に重なる。 幸せいっぱいになれるだろう? 求め合うほどに興奮して、止まらなくなる気持ちが堪んねぇ!  俺たちは唾液が無くなるほどに吸い合い 舐めあい 絡み合う。 ああ~好きだ!砂川が好きだ! 「ねぇ圭吾……欲しいの……いい?」 砂川の潤んだ瞳が、俺の熱量を増幅させる。 「勿論!準備するからね」 俺は念の為にバスタオルを敷いてから砂川をその上に寝かせた。 そしてローションとゴム。 よし!あっ……ふと思い出した。 最初に繋がる事ができた日のことを。 てんやわんやの大騒ぎだった。 「優を……こんなに可愛い優を抱けるなんて、今だって夢かもって思うよ」 「圭吾……愛してる」 俺は砂川を静かにベッドに沈めた。 「愛してる……俺だけの優……」

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