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春夏秋冬 2話 セフレ
「あんあっいいいいっ奥もっと!!」
「このクソビッチめ」
いつもの時間、いつもの場所で俺は冬園に掘られる。
罵られることに快楽を覚え、無理やりされるのに快感を覚えてしまった。
「奥に出して、奥に……うぐっ」
「黙って俺に従え」
後ろから首を絞められ、奥に中出しの合図を俺は心待ちに待つ。
「あああっああ!!」とひときわ大きな声をあげる冬園は俺の中でイッた。
尻を鷲掴みにし、中にドクドクと精液が放出されているのを感じた。
最高にいい。
「かはっ……はぁはぁ」
呼吸をする時間を与えずに性器が口に移動してきた。
「ザーメン好きだろっ」
頭を掴まれ、飲まされる。
吸い、きれいにする。
「しょっぱ」
「昔よりビッチになったな」
「こんなの冬園の前だけだし」
「うっ、なにそれ俺のことやっぱり好きなわけ?」
「勘違いすんな、ボケナス」
終わったら終わったで、タバコを吹かす。
「また、その銘柄?」
「ああ、セック○の後はこれが一番うまい」
水をゴクゴクと飲む、冬園のを横目で見る。
「俺も飲みてぇー」
「口移ししてやんよ」
ちゅっ。
冬園は高校生からセフレとして付き合っている。
始まりは俺が科学室の試験管でオナっていたところを見つけられたからだ。
「なに、お前、変態なの?」と声をかけられた。
「やっえっと」
俺はどう逃げようか考えていたら、冬園は告白してきた。
「男に興味あるんだったら俺と付き合わないか?」
「……は?」
一瞬、こいつ大丈夫か?
と思ったが、使えるかもしれないと思い
「いいよ、ただしセフレとして付き合ってやる」と上から目線で了承した。
冬園の親はそういう玩具などを作っている会社で家に行けばオナれるものがたくさんあった。
玩具で遊ばれていたが、冬園の勃起した姿を見て、それから冬園に掘られている。
今でも冬園は俺のことが好きらしく、アプローチをかけてくるが俺が無視している状態だ。
恋人のセック○なんて、気持ち悪い……。
呑気に昔にあったことを考えていると冬園は俺の上に乗っかて来た。
「なに?」
「いや、やっぱお前の体って好きだなって思って」
と背中を舐めてきた。
「別に入れてもいいけど」
「んじゃ遠慮なく」
先ほどまでしていたのですんなりと入ってきた。
「うっ」
タバコを置き、快楽だけを楽しむ。
「寝たままのほうが前立腺突かれて気持ちいだろ」
「あっんんっ」
ベッドが軋む度に前立腺にあたる。
「んぐっ」
「でも秋はこういうのが好きだもんな」
ぐいっと手を引かれ、奥に入ってきた。
「あああ!!」
「うひょー楽しいね」
パコパコと響き渡る音が心地いい。
「ぐちょぐちょにしてやんよ」
冬園がノッてきた。
「明日立てないかもな?」
「あああああああああ」
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