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落ち穂拾い的な パンツください

 ぐったりとベッドに沈み込む白い姿態は透明感があるからか今にも光の粒になって消えてしまうんじゃないかと言う危惧を抱かせるくらいに美しい。  それを俺が、頭の先から爪先、体の奥、そして主張するモノも含めて全身を舐めまわした。  はるひの体は俺の唾液にまみれて、暗く落とした室内灯の橙の光のせいか、黄金のように輝いて見える。  純金で作り上げた彫像のようだ と、子供を3人も産んだとは思えない薄い腹に口づけてから舌を這わす。  堪能 の言葉に相応しく、はるひから許可を取って俺ははるひの体をどのように弄んでもいいとなっている。  うつぶせにして、綺麗な菊の花のように見える窄まりを丁寧に丁寧にほどくように舐めて解したり、愛液の溢れるそれを味わうために舌を差し込んではるひの体内の味を求めた。  綺麗好きなのは結構だが、はるひらしい香りが飛んでしまっていてわずかな落胆もあった。  その代わり、はるひが照れくさそうにしながら俺の股間に手を伸ばして興奮させようと巧みに指を動かしてくれる。  すでに果てて汚したパンツをベッドの端から落とし、一糸まとわぬ姿になったはるひの前にひざまずいて項垂れた。 「はるひ、もう一度言ってくれないか。私ならできる と」  声が震えないように努めたはずだったけれど、はるひは何かを感じたのかにっこり笑って俺に口づけてきた。 「クラド様、貴方はこの世界に連れてこられて右も左もわからないオレに「こんにちは」と声をかけてくれた。ヒロを授けてくれて、ゴトゥスでは迎えに来てくれただけでなくて、戦って魔人を倒してくださいました。『向こうだとね、悪者をやっつけるのはヒーローなんだよ』ふふふ、だから、英雄であるクラド様が『ヒーロー』なのはゆるぎなくて、……えっとだから、なんて言うか……」  またちゅっとキスをして、 「オレの『ヒーロー』はいつもクラド様だけです」  そう言って優しく微笑んだはるひに飛びついて……   「あれ? はるひは? 見送りにはいないの?」 「……少し支度に時間がかかっているんです」 「なんだ、はるひも目が覚めたのかと……」  と、かすがは巫女にはあるまじき言葉を返す。  あの後散々泣かせてしまったのは「ヒーロー」の言葉を聞いた直後だ。  細い体に無理を強いたけれど、それでナニを根元まで押し込んで、孕ませるように精液を擦りつける必要が出てきてしまった。  はるひが可愛いのだからしかたがないな。 「お、来たな」  かすがはそう言うとよろけているはるひをさっと支える。 「具合悪いのか?」 「いえっぜんぜんっ」  とは言ってみたけれど、病気……体中の筋肉痛は全然よくなっていないと思う。 「クラド様、いってらっしゃいまし」 「ああ、留守中は頼んだ」 「はい」  その続きで、はるひは少し小声で「ところで……下着知りませんか?」と追い詰められた言葉をこっそりとオレに告げる。  はるひが履いていた下着のことを言っているんだろう……と思って、胸をとんとんと指し示す。  その時のはるひの驚いた顔が愛らしくて愛らしくて、オレは今すぐに駆け寄ってお礼を言いたい気分だった。 「~~~っ! もうっ!」  真っ赤な顔で怒鳴ったはるひを他所に、俺は各国に剣聖と呼ばれるための一歩を踏み出した。  これが、のちの「英雄剣聖」の始まりである。 END.  

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