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03-13.
下着を取り払われ、露になった陰茎は立ち上がっていた。
触れられるのを待っていたかのように主張する陰茎を見たジェイドは思わず息を飲む。
興奮をして体が熱くなったのだろう。
おもむろにシャツを脱ぎ捨てる。
「……すごい」
レオナルドの眼はジェイドの上半身に釘付けだった。
騎士団に所属をしていることもあり、鍛え上げられた身体は彫刻のように美しい。脱いでいる間に刺激を与えられなくなったこともあり、ぼんやりとしていた頭が少しだけまともに動くようになったのだろう。
「触りてえの?」
「えっ、いいのか?」
ジェイドの提案に対し、レオナルドは目を輝かせる。
蕩けたような表情から一変して好奇心に満ち溢れている。
「後からでいいならな」
ジェイドはそう言って、レオナルドの唇を奪う。
唇が合わせられると同時に口の中を犯してほしいというかのように開ける癖がつき始めていることに、レオナルドは気づいていないのだろう。
口の中を翻弄しつつ、右手で先走ったレオナルドの陰茎を上下に擦る。
レオナルドは、与えられる快楽に抗わなくなってきた。その快楽にゆっくりと溺れ始め、唇の端から零れ落ちる唾液を気にすることもなく、快感を求めるように舌を絡め合う。
……おかしくなる。
頭が真っ白になりそうな快感に抗えない。
レオナルドは急に恐ろしくなったのだろうか。
ジェイドの背に腕を回し、抱きしめる。
「んんっ!!」
陰茎の先を強く指で押される。
その強い刺激から逃れようとするかのように身体が動くのだが、ジェイドの手は止められない。強く指で押すのが終わったと思えば、激しく上下に擦られ、レオナルドの陰茎から真っ白な精液が飛び出した。
達してしまった途端に唇が離れる。
それから訪れるはずの理性を手に入れる間さえも与えられず、また、激しく上下に擦られる。達したばかりの陰茎は再び固さを持つ、与えられる快感を受け入れようとしていた。
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