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運命の悪戯 16

もうちょっとで…イける ぼんやりと頭の片隅で思いながら、俺は一旦握っているそれから手を離しズボンと下着を一気に下ろた。 そしてすぐに乳首と下半身の両方に刺激を送るのを再開させる。 「……んんッ、んん」 腰が揺れるのも構わず、狂ったようにベッドの上で身悶え、快感に酔いしれる。 『………渚、もうイきそう?』 橘…… もっと囁いて、もっと気持ちよくして…… 「………ッは…ああッ…もう、イきそう…」 更に身をよじりながら枕に額を付けくぐもった自分の喘ぎにすら感じてきて、俺はいつしか声を我慢することすら忘れ喘いでしまっていた。 寝返りを打ち、ふと目を開けると、俺の携帯が枕のすぐ横に転がっていて、さっきから俺が動いていたからかベッドの端に置いておいたはずのなのにそれは枕ギリギリのとこまで移動していた。 だけど、あいにく俺の両手は塞がっていてどうすることも出来ない。 今は携帯なんて構ってる場合じゃない俺は、そのまま、また目を閉じ刺激を送り続ける。 「………んん…ああッん」 乳首を指先で強く摘み、下は扱くたびに先走りでクチュクチュと音がして、背中はぞわぞわと快感が駆け巡り、気持ちよさに自然と仰け反ってしまう…… 「………はッ……ん…ああっ…もっと…」

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