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 ルトをいたぶりながら喋っているうちに、ラシャドは放出を終わらせたようだ。ルトの尻から男根をひと息に引き抜く。引き抜かれた拍子に放出された、大量の精液がルトの穴から破裂音とともに噴出した。 「わーぉ、大洪水だ。核種胎の種、君の一回で実っちゃうんじゃないの」 「あほか。たかが一回で偽子宮ができるかよ。一日中さんざん犯られても、だいたい三週間くらいはかかるだろが」 「まぁそうだけど。でもこの量じゃ、種は溶けきって、体内で吸収してさ。念願の、孕み腹にはなってそう、だよ」 「それはある。先っぽに当たってた感触が、なくなったからな」  満足そうに男根を取り出したラシャドが、口を犯されて藻掻くルトのすぐ横に居座る。どうやら備え付けの布で、自身を清めているらしい。下からの圧迫感がなくなって少しだけ呼吸が楽になる。  だが上から伸しかかるラシャドがいなくなっても、上半身を貫かれたルトは動けないまま。胃袋まで挿入されて顔面を突かれながら、ラシャドの視線まで突き刺さった。  息もままならないルトの顔は、流れ続けるよだれと汗と涙と鼻水でべちょべちょだ。か細い息をするために、二つの鼻の穴まで限界に広がっている、そんなに見ても、楽しいものでもないだろうに。 「んご……ぇッ、ふ――ッ!」  エグモントの腰が打ち付けられれば、たぷたぷと重量のある陰嚢がルトの額に激しく当たる。あまりの激しさにルトの舌が丸まって、口に埋まる男性器をくいと押し上げた。  震える柔らかな舌全体で、唾液を絡めながら、ごつごつする男根を舌の上に乗せてしまう。口腔を前後する硬い茎を、震える柔らかな舌がなぞり、ねっとりと包みこんだ。  エグモントのうっとりとした吐息が、すぐ上で聞こえた。 「はぁ……っ、ん、気持ちい……、ね、もっと俺のちんちん、舐めて。そのまま舌でこすってみて」 「んごぁ――っ、んぉ…ッ、――ぇっ、ッ、んぇっ!」 「ほら、俺も出すよっ」  エグモントがひと際強くルトの顔に腰を叩きつけた。衝撃でルトの胃がぶくっと膨らむ。開っきぱなしの口腔ではなく、胃袋に勢いよく射精された。胃の中に、直接アルコールをボトルごとぶちまけられたみたいだ、ルトの身体が熱くうねった。 「がぁ…っ……、ぐぉっ――」  ビクビクと最後の一滴まで注ぎ入れるエグモントの脈動を、ルトの食道が拾い上げる。喉の奥がきゅっと痙攣して締めつけて、精液を吐き出す勇ましい男根を絞り上げた。胃の中がどんどん圧迫されていく。

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