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接近したエグモントの股間はルトの顔よりも大きい。熱杭で顔を固定され、巨大な恥骨がばんばんと顔面を打ちつけてきた。勢いでルトの身体がずり下がり、痙攣を起こせば、ラシャドの男根が尻の穴で突っかかる。見ているだけは飽きてきたのか、ラシャドが抜けない男根を下からぐちぐちと動かした。
「ンぐぅ…ッ、ぉふ……ふぐぉ……ッ!」
ルトの胃の中をがつがつえぐるエグモントの先端が、臍の上で脈動するラシャドの先端にごつんとぶつかる。巨体の股間がぐぐぐとルトの顔を圧し潰し、焼けつく体内で、互いの先端がごりっと擦れ合った。体内の薄い粘膜ごしに、ルトの胃の底と柔らかい腸壁が、逞しい男根に挟まれてぐにぐにと擦られた。
「ふぐぉ――ぅゥッ!」
ルトの尻をいじっていたラシャドが、前かがみになって低く呻いた。
「てめ……っ、エグモント、あおってくんじゃねぇぞ」
「ふふ、これ、気持ちいいでしょ? 根元まで、あったかいのに包まれてさぁ。中も柔らかくって。君のは立派だから、余裕で届く」
上から突かれ、下から押され。二つの巨体に挟まれたルトの身体はぐしゃぐしゃに潰れてしまうだろう。二本の杭を貫通させられた身体の中も、腕も足も顔も、獣人たちに快楽を与える肉の塊に成り下がる。
ぐちょぐちょに打ち壊されて、体内にある臓器すべてが精液漬けにされるのだ。内臓から腐り異臭を放ち破棄される。家畜の豚にさえならなかった。
「ンン――ッッ、――――ッッ!」
「おい、俺はそろそろ終わるぞ」
「え、そう? このまま二人でもう一回遊ばないの? せっかく挿れたんだし。おちんちん抜かずにさ。上と下から、同時に突いたら、楽しいのに。互いの先っぽがごつごつ中でぶつかって。その度にお腹も胃も泡みたいに膨らんで、弾けるんだから」
「いや、いったん抜ける。これから陛下のとこ行くんだよ。開門の儀を済ませたのを、報告しなきゃなんねぇ。大広間でこれを見つけたから、孕み部屋に来ちまったが」
「おやまぁ珍しい。ずいぶんとご執心だねぇ。陛下より孕み腹を、優先するなんて」
「ンンぅぅ――――ッ!」
「そんなんじゃねぇよ。これをいちばんに孕ますって決めてるだけだ。だいたい、陛下は、孕み腹に関しては大抵黙認してんだろ。小ぃせぇことなら、お咎めなしだ、儀の報告が少しばかり遅れたからって、構やしねぇさ」
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