53 / 367

5-(14)※※

「そんなヘマしねぇよ。ちゃんと毎日通ってやる。んで、これに偽子宮ができたらすぐに俺が孕ませてやるさ」 「わぉほんと熱烈だね。ううん? でもラシャドって、そんなに子ども欲しがってたかぁ?」 「あほが、もう行く」  本気でわからない様子をみせたエグモントにすかさず軽口が飛ぶ。一息ついたラシャドは、茶化すエグモントを置いてさっさと身なりを整えていた。放心したルトを横目に、自身の体重でベッドを揺らしながら下りる。揺れにあわせて、ルトの全身からぽとぽとと聞こえない音が聞こえた。  入れかわって、エグモントがルトの尻を揉んでくる。揉まれれば、開ききった穴から白濁がどぽっと流れた。 「ぅく……っ」  虫の息が激しく乱れ、白い胸が上下する。だがさっきまでのあまりの衝撃に、いまだ身動きひとつできなかった。  酷使された喉は、違和感がひどく声帯も潰されていた。それでもエグモントの大きい手は尻から穴に。無理だ、もう耐えられない、これ以上はルトがもたない。肉槍で貫かれるのが口でも尻でも、エグモントの逸物は凶器でしかない。  ルトの身体が小刻みに寒け立つ。こうして震えるたび、尻からはラシャドが溢れてきている。エグモントが入る隙間などもうない。  それなのに本気で、エグモントはこのままルトを。 「いい子。最高だったよ。後ろも、ラシャドのでよく開いてるね。すっごいどろどろ。すぐに挿入いれられるよ」 「ッぁイ――ぇ、ぇ、えぁぃ、ぅぁあぁぁ……ッッ」  久しぶりの深い性交に、早くも復活したというエグモントが伸し掛かってくる。先端が軽く押しこまれただけで、容量を超えたルトの穴が大量の精液をまき散らした。失禁したように、びしょ濡れになった小さな尻を貫かれる。ルトのひしゃげた悲鳴が響くなか、ラシャドは部屋を出ていった。

ともだちにシェアしよう!