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「ちっ、反応が鈍い、緩んできたな。くそが、もっと締めろやッ」
気力も体力も、何もかも奪われ続けたルトのぐらつく首がぐっと狭まる。緩む一方になってきたルトの穴に苛ついた獣人が、片手で細い首をぐぎりと締め上げてきた。
「ぁぐ……っ、ぅ…お……ッ」
ただでさえ太い陰茎でふさがれていた呼吸がさらに細くなる。逆流した血液が、息苦しさにがんがんと脳味噌を打った。ルトの視界が焼けるように熱くなり、血の気を失くした顔が真っ赤に染まる。
「っしゃ、締まったか」
「鬼畜ぅー」
激しく尻を打ちつけられる音とともに、ぎゃははと腹を抱えて笑う声が重なった。ルトの身体はいたるところに粘つく白液で汚され、土と血がこびりつく。
悲鳴さえ上げられなくなったルトは、猛る陰茎でただ激しくかき回された。胃袋と腹奥へ吐き出される濁流に翻弄されるだけ。
どれくらい輪姦され続けたのだろう。いよいよ反応が薄くなったルトの耳に、獣人の渋り声が聞こえた。
「あー、くそ。しょんべんしたくなった」
「きったねぇな、ここで漏らすなよ。ちょうど便器があるじゃねぇか」
ちびりそうならコレを使えと、別の獣人がどろどろのルトを指差す。尿意を訴えた獣人が、くくくと喉を揺らし、揺さぶられるルトに近づいてきた。
「おい、代われ。しょんべんさせろ」
「ちょぉ、おま……っ、いてぇっ、急に引っ張んなよッ。まだイッてねぇっつの!」
「俺が用を足した後でやれや」
散々角度を変えて、ルトの結腸まで到達していたいびつな陰茎が、ずる、ずる、と這い出ていく。大量の精液がごぽぽと開いた穴から噴出した。連続的な濁音を立てて、溢れ続ける白濁をこぼすルトの細腰を掴まれる。直後、開ききった穴に巨大な陰茎が挿入された。
「ぁ、ぁ、あっ……あっあぁ……っ」
単なる排泄行為だ。勃起のように硬く反り返ってはいない柔らかなペニスは、しかし手間取ることもなくルトの中に沈んでいった。
つい直前まで、休む暇もなく酷使され続けた穴だ。ほぐさなくていい、滑りはいいで、ルトの穴は勃起しないふにゃりとした強大なペニスを難なく飲みこんだ。ふやふやに茹で上がったこんにゃくを突っこまれているかのよう。
「ぅ……っ、うぅッ、うぅ…っ…ぁうっ」
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