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 激しい圧迫が出入りする。身を引き裂かれる痛みと恐怖に、ルトの穴がぎゅっと収縮した。突き上げにあわせて跳ね上がる腹はいっそうせり出て、はち切れんばかりに拡張した穴からは、びちびちと白濁が粟立っていく。 「も、もっ、ぁいっ、イッ、ゃッ、あッ、や……っ、やぁぁぁッ」  内部を荒々しく擦られ続けるルトの絶叫に、蛇が動きをようやく止めた。やっと解放してくれるのか、そう願ったが甘かった。蛇は、はっはっと息を乱すルトの様子に耳元で低く笑い、さらなる地獄に突き落とすのだ。 「ニクラス、来いよ。二人でやろうぜ」 「うえ、まじか。できんのかよ」 「できんだろ。この穴、だいぶん拡がってんぜ。柔らけぇし、がばがばだし、ちょうどいいんじゃねぇの?」 「挿れてやれよニクラス! 俺らも頑張ったしさ、もう一本や二本増えても平気だろぉー」  呼ばれてしかめ面をしたのは双子の蛇の獣人だ。容赦ない凌辱を鑑賞する獣人たちが周りで唆す。蛇の双子は渋っていたが、重い腰を上げた。  持ち上げられて二本の熱杭が埋まるルトの前に、新たな大蛇がゆっくりと迫り来る。恐怖に舌さえ動かないルトを見ながら、でろりと長い舌で口周りを舐めずって、ぎちぎちに伸びた肉の輪に指を添わせた。 「ひ――ッ」  うそ、うそだ。ルトの視界に映るのは、屈強な新たな蛇の二本のペニス。奥歯ががちがちと震えた音を立てた。 「い、いや――で、できな……っ。おねっ、おねが、おねがい、やめて、やめてぇッ」  懇願虚しく、伸びきった入り口に添わせた指がめりこんでくる。膝の裏から抱えこまれたルトの足先がぴんと張り、宙を蹴った。  二本も埋まる隙間ない肉の輪に埋めた指先を、ルトの中でグギグギと動かされる。はち切れんばかりに入り口を引き伸ばされた。わずかに入った爪指が肉壁を移動するたび、拘束されたルトの身体が小さく跳ねた。  限界だ、入るはずない。しかし蛇の指は、伸びる肉の輪をさらに引っ張る。小さい尻穴の縁をぐゅぐゅと左右に伸ばし、蠢き、拡げていった。わずかな隙間にほんの少しの余裕ができ、指全体を差しこまれる。一本、そして二本。 「ぃぐッ」  突きこまれた二本の指が位置を変えて角度を変えて、ルトの穴を揺すっていく。完全に伸びきった皮膚が引き攣れて、ぐずぐずにほぐされた。指が行き来するたびに、白液がとろりと線を引いて垂れた。 「ニクラスがでかすぎて見えんぞー、揺れる足しか見えん。横向け、横っ」  飛んできたヤジに双子が顎をしゃくり体勢を変える。二本の熱杭と指を受け入れたまま、ルトの身体がどしんと向きを変えた。真正面から横向きになって、巨体に挟まれるルトに視線が集まった。 「ぅぐっ」 「拡がったな、いけるか。マルクス、もう少し持ち上げろ。穴が低い」 「へいへい」  そして新たな蛇の陰茎が、一本だ。すでに挿入した二本の男根に添わせながら、ぎちぎちになったルトの中へ慎重に押しこまれた。  双子は顔だけでなく背格好もほぼ同じ。二人の蛇の二つの股間に、少しずつ体重を下ろされるルトの全身が毛羽立った。三本目の先端がわずかに挿入ってきただけで、身体がバラバラになりそうだ。なのにぐぐぐと、小さな身は硬い陰茎を受け入れていった。  空中で暴れて逃げ出しそうになる裸体は、しかし前後から押さえつけられる。前から攻める新たな蛇が、ゆっくり侵入する動きに焦れたのか。背後の蛇が、三本目の陰茎ごと勢いよくガツンと中を突き立ててきた。

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