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あれからのお気に入りとなったらしく、何度も猫のようにふるまうよう、強要され続けた。 やはり、最初が最初であったため、またあのようなことをされるのだと、全身を震わせ、案の定、兄が飽きるまで射精()され続け、射精管理もされた。 あの時もそうだが、鬱血しそうだった秘部は、ひなたが知らぬ間に気絶している間に処理をされていたようで、軽く感じた。 しかし、ある時には、「一緒にイきたい」と言って、兄が達しそうなタイミングでリボンで結ばれていた根元を解かれ、強制射精されたこともあった。 そんな非日常にいつの間にか慣れ始めてしまった後。 今日も大学から帰ってきた二人は、ひかるが先に入り、靴を脱ぎ、上がっていくのを、続いてひなたも入り、靴を脱いだ。 が、上がった途端、着ていた物全て脱ぎ、両手両膝をついて、ひかるのことを見上げた。 すると、玄関の靴を入れる収納箱の上に置いていた、猫耳、首輪、そして、しっぽをひなたに装着すると、目線を合わせたひかるは、顎下辺りをくすぐる。 すると、ひなたは嬉しそうに「にゃあ」と鳴いたのを聞き、ひかるは口角を上げた。 「僕だけの愛しい(ひなた)。今日はどう可愛がってあげようか」

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