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第2話

「せ、先輩…どうしたんですか?」 「一年でこれだけのイケメンがいれば俺でも知ってるはずなのにそんな一年居たっけな~って思ってな?てか名前は?」 「お、岡崎零太です…」 おずおずと名前を答えるが学校でバレないためにも早く帰りたい… 「お!そーかそーか!れーたっていう響きいいな~」 「はい…」他愛のない話をしてないで俺は早く帰りたいんですが!?!?!?と心のなかで思っていると先輩が俺の鞄についていたストラップに興味を持ったらしく 「それなんのキャラ?」なんて聞いてくるから「今やってるアニメのキャラですけど…」「そーなんだ!俺もちょっと見てみようかな~」なんて話をするから 「是非!あっ!でも今やってるやつが二期なんでちゃんと一期から見た方が良いと思います!!特にこのアニメを作っている人たちが有名な方々ばかりなんでストーリーだけでも凄く面白いんでかわいい感じの女の子が苦手でも絵柄や台詞で絶対惚れると思います!!」なんてのを早口で語ってしまった てか流石にこれで引いたのでは!?これでこの会話からも逃げ出すことができるはず! 「じゃ、じゃあ俺はこれで…」 と言って帰ろうと帰路へ足を進める予定だったのに

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